かかとが歩くと痛いっていう経験は、あなたにはありませんか?歩きはじめの1歩目が激痛で、歩いているうちに段々痛みがとれてくる。
僕はこのかかとが痛い現象に長いこと悩んでいて、試せるものは何でも試してきました。
病院に行っても骨には何の異常がないと言われ、出された湿布を貼っても痛みは取れず、ネットで調べて足底腱膜炎なのではないか?と疑いました。
人口の10%の人がなると言われる足底腱膜炎。自分はその10%なのかもしれない。
そう思った僕は対処法に書いてあったように、靴底に値段の高いインソールを敷いてみたり、二枚の靴下を履いてみたり、かかとのサポーターをつけてみたりしました。
しかし一向にかかとが歩くと痛いのは治らないのです。
うーむ。なんでこんなにかかとが痛いんだ。悩んでいる僕はある日、友人の奥さんに言われた一言をきっかけに僕のかかとの痛みは回復の道をたどることになりました。
もしあなたがかかとが歩くと痛いのに、足底腱膜炎の対処法をやっても痛みが改善されないという場合、僕と同じ症状なのかもしれません。
そんなあなたの痛みが消えたらいいなと思い、この記事を書くことにしました。だって調べても調べても痛みの原因がわからないってつらいですよね。
「かかと 痛い」で検索するとそのほとんどが足底腱膜炎の事でした。しかしそうではない場合の対処法も書いてあったほうがいいと思うのです。
という事で、あなたのかかの痛みが改善されるかもしれない話をこれからしていきたいと思います。
足底腱膜炎ではないの自分のにかかとを触ってみて、ガサガサのあなた。その痛みは角質のせいかもしれません…。
かかとが歩くと痛い!なんで!?
かかとが歩くと痛いなと感じ始めたのは、突然の事でした。
僕は毎日自宅で椅子に座って仕事をしているので、健康のために夕方になると散歩に出かけるという生活をしていました。
ある日いつもと同じように出かけようと歩き始めると、かかとに激痛が。な、なんぞこれ。
ビックリした僕はまさに踵を返すようにその日すぐに家に戻り、数日間歩きに出かけるのを中止して様子見をしていました。
さすがにもう大丈夫だろうと思い始めた頃、僕は再び散歩に出かけました。しかし歩き始めるとかかとが痛いのです。
くそう。運動不足が祟ったか。僕はそんな痛みになんぞ負けない!とその日は歩くことに決めました。しばらくするとかかとの痛みはマシになりました。
なーんだ。ただの筋肉痛だったのかな。僕はそんな風に考えその次の日を迎えたのです。
かかとが痛い日々。足底腱膜炎か!?
かかとの痛みは次の日も、その次の日も続きました。歩くと痛い。とにかく歩き始める1歩目が激痛なのです。
しかし大したことないかもしれんし…。
うーむ。そう思いながら自分の足を見下ろしてみる。
…な、なんぞこれ!!僕は右足の血管の異常さにビビりました。これは普通ではない(毛深さも)。
かかとの痛みが怖くなった僕は、まさかそんな事もないだろうと思いましたが、骨が折れていたら嫌だったので病院に行ってレントゲンを撮ってもらうことにしました。
しかし、骨にはなんの異常もない。ロキソニンの入った湿布薬を出してもらったのでそれを貼り続けましたが、歩き始めると痛みが出てきてしまうのです。
そこで僕は「かかと 痛い」で検索しました。そこで出てきた言葉は足底腱膜炎(そくていきんまくえん)。一度も聞いた事がなかった言葉だったので、様々なサイトの情報を読み漁りました。
ジョギングなどを行う人が悩まされる症状で人口の10%がそうらしい。10人に1人か。…でもなぁ、別に僕ジョギングしているわけじゃないんだよなぁ。
そう思いながらも、硬いアスファルトを歩いているわけだし、体も太ってきているし、着地時の衝撃がすごいのかもと、足底腱膜炎の症状と自分の症状の共通点を探すようになっていました。
かかとが歩くと痛い!足底腱膜炎の対処法
原因がわからない痛みって怖いですやん。いっそのこと足底腱膜炎ってわかってくれた方が対策できますやん。
そんな風に思った僕は自分の足の痛みは足底腱膜炎だと決めつけ、様々な対処法を試してみることにしました。
足底腱膜炎の対処法1:高級インソール
僕は数年前、四国の歩き遍路に行った時に準備したSuperfeetという驚異のインソールでおなじみの、ちょっといいお値段のインソールを取り出しました。
あの時はほぼ歩かずに終わったので、まだかかとはすり減っていません。いつかまた四国遍路に行く時にと取っておいたのですが、僕はそれをいつもの散歩の靴にセットしました。
インソールが足底腱膜炎の対処法に良いと書いてあったのです。
しかし、僕のかかとの痛みは和らぐことがありませんでした。
足底腱膜炎の対処法2:かかとサポーター
次に僕は靴下を2枚重ねで履くという事を試みましたが、痛みが改善されないので良さげな、かかとサポーターなるものを購入してみました。
しかし、こいつもあまり効果がなく、症状がよくなる前に破けてしまいました。
足底腱膜炎の対処法3:クッション性の良さそうな靴
いつも歩いている靴のかかとが磨り減っているのが行けないのかも知れないと、クッション性の良さそうな靴も新しく買いました。
この靴に高級インソールを挿し込み、靴下を二重履き、かかとサポーターをセットして…と今まで試した全部を一緒に使ってみてもかかとが歩くと痛いのは変わりませんでした。
足底腱膜炎の対処法4:ストレッチ
アルインコ(ALINCO) 開脚ストレッチャー レッグストレッチャー ストレッチ運動 開脚運動 柔軟体操 バレエ練習 EXG100
足底腱膜炎の原因は使いすぎと、足底腱膜の柔軟性の低下と書いてあったので、僕は柔軟性を手に入れるべくこんな物を購入しました。レッグストレッチャー。
しかし、買ってみて気が付きましたが、僕はもうすでに充分に柔らかいのです。
かかとをつけたまま屈伸も出来ましたし、かかとを付けたままアキレス腱のストレッチも結構な角度まで広げられます。
こりゃー、もう足底腱膜炎じゃないな。そう悟りました。
そんな自分のかかとの痛みの原因がなんなのかわからなくなりかけていた頃の事でした。
かかとが痛い症状を改善してくれる一言
それは僕が唯一、友達夫婦の家に遊びに行ける家に行った時の事です。
美容系で働いている友達の奥さんにこんな事を言われました。
「何その足、象みたい。ちゃんとケアしてるの?」
僕は自分のかかとをまじまじと眺めてみました。象の足かぁ。言われてみれば、すんごいガサガサのかかとだな。
かかとをケアするなんて考えたことなかった。
かかとは歩けば歩くほど硬くなり、強くなっていくものだと思っていました。
僕のその思い込みの通り、かかとは硬くなってはいましたが、ガサガサで角質がひび割れを起こしていました。
もしかして、かかとが歩くと痛いのはコレが原因?
今まで僕がやっていた行動は出来る限りかかとを分厚くして、ショックを受けないようにすること。しかし、かかとを薄くする方が良いのかしら?
僕はそんな風に思いました。そしてかかとをつるつるにする事に決めたのです。
かかとが歩くと痛い原因はガサガサの角質?
僕は色々とガサガサのかかとの角質をつるつるに方法を探してみました。するとAmazonでビューティーフットという商品を発見しました。
なんとこの商品890以上もレビューがついているにも関わらず、☆4.5以上の評価なのです。
しかし、怪しいものには飛びつかずにはいられない性格の僕。1000円もしないし駄目なら駄目でいいかと購入することにしてみました。
[box01 title=”ご使用方法”]足のかかとの硬く荒れた角質をお湯につけて、しっかりと水分をふくませやわらかくして下さい。次に足についた表面の水分をタオルでしっかり拭き取って下さい。ビューティーフットのヤスリ表面をぬらしタオルで水分を拭き取ってから角質の処理を行います。乾燥してきたら再度、角質に水分をふくませて下さい。角質が多い方は中目を使用し角質の処理を行い必ず細目で仕上げを行って下さい。また角質が少ない方は細目だけでととのえて下さい。角質をととのえた後は必ずクリーム等でアフターケアをし保湿して下さい。
乾いた角質にも使用可能です。
引用:ビューティーフット袋裏[/box01]
クリーム等でアフターケア?そこまでせねばならんの?
僕は仕方なくユースキンかかとケアセットなるものを購入しました。
これをビューティーフットのあとに塗りたくって…
かかとを保護する靴下みたいなのを履いて寝る。ふむ。なんか女子っぽい。
僕はその髪の毛のブラシのように見えてきたMADE IN JAPANと銘打っているビューティーフットを使ってみることにした。
こっち(平面)で削って…。
こっち(曲面)で整えるらしい。
使ってみると今までの軽石とは違う感触だ。昔、軽石を使ってみた事があったのだけれど、なんか足が痛くなっちゃったんだよね。あれ以来かかとをケアするなんて忘れていた。
僕はとりあえず足の痛みが良くなれば良いと3日に1回ぐらいを目処にかかとのケアを続けてみることにしました。
まとめ:ガサガサのひび割れた角質をつるつるにした結果
あんなに象の足みたいにガサガサでカチンコチンだったかかとが2週間ぐらいでつるつるになった。
う、嘘だろ。こんなに柔らかくなるものなのか。
それにともない、歩いていてもかかとが痛い事がなくなった。
もしかして、あれは角質が足の痛い部分を圧迫していたのかもしれん。詳しいことはわからんけど、痛くなくなったのは事実。
ガサガサがつるつるになっただけでも驚きだったけれど、何よりもかかとが歩くと痛いという事がこんなにも綺麗に消えてしまう事が驚愕でした。
ということでかかとが歩くと痛いので、ガサガサのひび割れた角質をつるつるにしたという話でした。
かかとの痛みで悩んでいるあなた、ぜひ一度ビューティーフットをお試しあれ。もしかしたらその痛みは僕と同じ症状かも知れませんので。
ではでは、最近はお金の話ばっかりしていたので、今回のかかとの話はまさにかかと落としの気分でした。なにがまさになのかわからないけど。
つまりは、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
野口明人
かかとの話のおまけ:踵を返す
かかとの話をしたので、今日は踵を返すという言葉について少々。
あともどりするとか引き返すという意味を持つこれ。「きびすをかえす」なのか「くびすをかえす」なのか、どっちもでも良いらしいのですが、そもそもきびすってなんだよって思ったんですよ。
これには諸説あるらしいんですが、くるぶしから先のことを「くひびす」って呼ぶらしく、それが転じてきびすと呼ばれるようになったのだそうです。
くるぶしから先?
ん?
それって足全体であって、かかとじゃないんじゃないか?と思うんですが。
更に調べてみると「くひ」がくるぶしから先の事をいう「くはびら」の「くは」の部分の変化で「びす」は「(節)ぶし」の変化らしいのです。
まぁつまり、くるぶしから先にある節。それをきびすと言うらしいのです。
かかとって節…だという事にしておこう。もう考え始めたら頭が痛くなってきた。
時には細かいことなど気にせず生きていくことも必要ですよね。
あ、細かいことと言えば、「長嶋一茂&石原良純いきなりやってみた!」というテレビ東京の番組を見ていたら長嶋一茂が、
踵を返すような人たちも増えたわけ。人間って人気とか健康とかポジショニングが変わると、付き合いが変わる人たちがいる。
引用:長嶋一茂&石原良純いきなりやってみた
って長嶋茂雄が脳梗塞で倒れた時の話をしてたんですよ。
なんか感動秘話みたいな感じで語っていたんですが、ん?それって手のひらを返すような人たちじゃないのか?と気になってしまって話が頭に入ってこない僕なのでした。
細かいことを気にしていると感動さえも出来ずじまい。
ではではまたどこかで会いましょう(´・ω・`)ノシ