自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅17日目。旅と言えば、自分探しの旅みたいな事をよく聞くと思う。
僕もある種この旅にそういうものを求めていなかったと言えば嘘になる。しかし、まだまだ旅の途中なのだけれど気がついたことがある。
どこに行っても僕は僕だってことだ。旅先で自分を見つけるというよりも、旅先でも変わらない自分を発見するという感じだと思う。
人と関わる事に疲れてロードバイクに乗って埼玉を逃げ出した旅なのだけれども、人と関わらないなんて事はどこにいても難しいのだ。
家に引きこもっていれば、それも可能かもしれない。しかしケータイを持っている以上どこかで人とつながる事を求めている。ケータイを捨てる勇気もない。
それと同じように、旅先で誰かに話しかけられるのを待っている自分がいる事に気がついた。話しかけてくれた事を喜んでいる自分がいるのです。
という事で自分語りが長くなってしまいましたが、17日目も背中にソーラーパネルを担ぎながら、ロードバイクで進みますぜ。自転車で西日本一周の旅。いざ、引きこもり脱出!
旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出17日目
手が!
手がひどいことになっている野口です(-ω-)/
手の異変に気が付き目が覚めました。なんか手がかゆい。見てみると…
まっかっか!
ん!!!!!!!!!!!!
手がまっかっか!
なんだ!これはなんだ!昨日手袋外して走ったからか?!それとも虫刺されか!?むちゃくちゃかゆいぞ!なんかわからないけど、両手がまっか。
朝もやけ!
ま、景色いいし、いいか!( `ー´)ノ
朝の石見海浜公園キャンプ場はすごく綺麗でした。昨日はすでに暗くなっていたのでよく見えませんでしたが、テントを張った場所はこんな感じでした。
テントを張った場所!
目の前が海!周りは綺麗な芝生。すでに散歩などをしている人もちらほら見えました。
落石危険!
ただ、海じゃない方を見てみると僕のテントの裏側には「落石危険立入禁止」の文字が。
…(´ε` )
落石してこなくて良かったー。ヒヤッとした。
それに気温がね、もう寒いのなんのって。半袖、ハーフパンツで寝袋に入っていた僕としては寝袋から出ることが自殺行為と思えるぐらい。
すぐに寝袋の中に戻る。いつもなら出発している時間だったんだけど、寒いからね。なんか億劫になってね。
…でも、テントはびしょびしょ。露がすごいことに。こんなんじゃ眠ってらんないなと外に出てテントを片付ける作業に移る。
バサバサバサバサとテントの水滴を飛ばしていると、近くにテントを張っていたおっちゃんが、「自転車はテントの中にしまっていたのかい?」と聞いてきた。
そう答えると、どこから来たのトークに。おっちゃんは広島から来たらしい。
僕が埼玉から来たというと、またまたご冗談をという顔をされた。いやいや本当ですよというと「すごいねー」と感心していた。
おっちゃんは車で転々とキャンプ地を回っているらしく、鳥取で泊まった柳茶屋キャンプ場のことも知っていた。
アウトドアが好きなんだそうだ。ほえぇ、そうなんですねと感心していると、地図を取り出し、いろいろな観光スポットとともに泊まれるキャンプ地や道の高低差などを地図に書き込みながら教えてくれた。
おっちゃんの地図!
最終的にその地図もくれた。
ほえぇ。。。めっちゃいい人だぁ(゚Д゚)
しかも、出発する時に僕が昨日コンビニで買って、テントの中で食べた朝食のごみを持っているときに、見た目悪いから捨てといてあげるよ。とゴミまで捨ててくれた。
なんっつーいい人だ。ほえぇぇ(‘A`)
いい人に恵まれているな、僕は。感謝感謝。
おっちゃんと別れを告げ、自転車をこぐ。今日の目標は島根県を抜けて山口県だ。
引きこもり脱出ブログ自転車旅編31章:島根5
さよなら島根県!
さて、なんだかんだで今日で島根県も4日目。街並みに感動した松江や、神の集まる街出雲、坂道多すぎて気がつけば世界遺産の石見銀山をスルーした大田、日本海に感動した江津、そして昨日泊まった浜田市。
意外と横に長い島根県。これでやっと4分の3ぐらいかな。同じ島根県でも最初の松江とここらでは全然雰囲気が違う。
商店街!
キャンプ場から離れ、自転車を先へ進めていると商店街のような所に出た。
ん!?
そこで学生服が飾ってあったんだけれども、僕は一瞬、ここは世紀末なのかと思った。
腕の所が糸で縁取られていて、北斗の拳に出てきそうな敵キャラが着ているトゲトゲした服に見えたのだ。
…ま、展示している時に糸が解れないようにしているだけなんだと思うんだけど。
そんな冗談はさておき、ずっと島根県を漕いできているけれど、走っているのは常に海岸沿い。
今日も海が綺麗!
街並みは違えど、広がる日本海はずっと綺麗だ。自然は変わらない。
ポツリとある島々!
ポツリとある島たちが海を綺麗に魅せてくれる。
大麻隧道!
まぁ、海があれば山もある。相変わらず今日も坂道ばっかり。大麻トンネルを皮切りに、山道、海、トンネルのコンボの連続だ。でも負けない。
おや?
存分に海を堪能してきた島根だけれども、青看板を見るとついに山口の名前が目に入った。…が、それよりも気になるのは「ゆうひライン石見」とかかれた道の駅ゆうひパーク三隅だ。
日本一周自転車名所紹介:ゆうひパーク三隅
長い坂道を登ってたどり着いたゆうひパーク三隅。まずここであなたに紹介したいのは何よりもゆうひライン石見です。
夕映え見ごろ時間帯!
まぁ僕が着いたときには完全に朝だったので、全然夕日なぞ見えなかったのだけれども、とりあえず海を見てみよう。
どや!この景色!
あぁ…。綺麗なんじゃぁ〜。撮り鉄のメッカとも言われているらしく、線路がいい味を出している。
夕暮れ時に来たらもっと綺麗かもしれん。もしあなたが車で来ることがあれば、ぜひ時間帯を狙ってここに来ましょう。
ゆうひパーク三隅!
さて、ここまで来て一軒のコンビニも見当たらず、今日もなんとなく何も食べなくなりそうな雰囲気だったので、この道の駅ゆうひパーク三隅でブランチを食べることにしました。
ファミリーレストラン!
中にはファミリーレストランがあります。
外を見れば!
座った席からも日本海が一望出来ます。
さて、このゆうひパーク三隅のファミリーレストランに新聞が貼ってあって、ここのいか飯が新聞に掲載されました!みたいな感じで書いてあったからいかめしを頼んでみる。
いかめし650円!
いかめし650円。思ったより小っちゃい。でもいかが柔らかくて美味しい。
お腹には貯まらない。うーむ。値段相応なのか。もっと屋台にありそうなデカいイカ飯を想像していてそれで650円なら安かったんだけどね。
そうそうに食べ終わって、お店の外に出ると…
牛乳の自動販売機!
牛乳の自動販売機だ!こりゃ、ちょっと飲んでみたいな。島根の道にも「牛乳を飲もう!」という屋根看板もあってスルーしてしまったからね。
と、いうことで…
クボタ牛乳110円!
クボタ牛乳110円。買っちゃった。んで、飲んでみる。
…
…
む!!!
広がる日本海!
景色きれー!!!!牛乳うまーーーーー!!!さいこーーーーー!!!
これで1Lの紙パックが売ってたら買ってたレベルだ!もう一本買っちゃおうかな。買っちゃおうかな。
…でも、すぐトイレに行きたくなっちゃうからね。我慢してまた自転車にまたがる。牛乳が好きなのに、牛乳飲むとお腹下すっていう日本人あるあるの僕。
あ、そうそう。ここの道の駅でロードバイクに乗っているおじいちゃんがいて、あいさつすると、いろいろと話をしてくれた。
地元の人らしいのだが、この間静岡行ったよとか、あ!そこ僕も通ってきましたよとか、そういう会話が出来て楽しかった。
だんだん、人の温かみに触れることが多くなってきたな。いいこといいこと。話しかけられやすい顔なのかな。この顔に産んでくれた親に感謝せねばね。
そんなこんなでまた先へ進むと、今日は細い坂道を通ることが多かった。
細い!
こんな道だからあまりスピードを出しすぎないように気を付けて下っては登り下っては登りを繰り返す。
線路沿い!
ブレーキを握って進む線路沿い。
日本一周自転車名所紹介:ひゃこるバス
急に出てきた「ひゃこるバス」という名前。三隅路線バスの名前らしい。ひゃこる?シャトルって事?それともサムライスピリッツの女性キャラクター?
いや、あれはナコルルだ。全然違う。全くその語感から意味が見いだせなかったのでケータイで調べてみるとどうやら浜田市の方言らしい。
ひゃこるはこっちの言葉で「叫ぶ」という意味らしい。
叫ぶバス。…もしかしてあの細い道をバスが通って叫ぶほど怖いって事なのだろうか。
いやいやそうではない。どうやらこのひゃこるは遠くの人を大声で呼ぶって感じの叫ぶらしくて、バスに向かって待ってー!とひゃこるバスなんだな。
方言って面白い。
港っぽい!
さてさてひゃこるバスのバス停を通り過ぎると、港っぽい場所に出てきた。ボートに乗って移動している人がちらほら見える。
すぐに山!
しかし、ちょっと進むとすぐに山道になる。
海はきれい。山はきつい。海、山、海、山。そのコンボ。
山の上にあった!
「手をあげて、しっかり見よう右左」って、お主が手をあげてないじゃないか!
とツッコミを入れつつ進む。
山綺麗!
海は綺麗って思うだけで良いんだけど、山は綺麗にプラスしてキツイがくっついてくる。でも、絶対に負けない!
日本一周自転車名所紹介:益田市カントリーサイン
そうこうしている間に浜田市を抜け、益田市に。なんだろうあのカントリーサイン。なんか二人のおっちゃんが楽しそうに腕組んでいるんだけど。
調べてみると、あれはどうやら雪舟と柿本人麻呂らしい。どちらも歴史の教科書に載っていた人だけど、確か雪舟って水墨画の人だよね。
小学校、中学、高校と書道を習っていた僕としては非常に興味深い。あれなんだってさ、雪舟が晩年過ごした街が益田市なんだって。
柿本人麻呂は歌人だよね。柿本人麻呂を祀る高津柿本神社っていう神社の本社があるんだってさ。
雪舟の郷記念館!
確かに益田市に「雪舟の郷記念館」という看板が建っていた。
雪舟廟大喜庵!
ここにも「雪舟廟大喜庵」という看板が。雪舟はこの街に愛されているんだなぁ。
高津川!
とりあえず僕は先へ進む。これは高津川。Working!という僕の好きな漫画の作者の名前が高津カリノという名前だから、なんとなく嬉しくなった。
廻鮮すし!
あ!あれは大阪の元禄寿司の時に説明した1997年まで「回転寿司」という名前が使えなかった名残りなのでは!?
かぐら寿司の看板に廻鮮すしと書かれていたので写真でパシャっと。
日本一周自転車名所紹介:三里ヶ浜ビーチハウス
三里ヶ浜ビーチハウスという所を通りました。今まで海が綺麗じゃーと紹介してきた写真は何枚もありましたが、考えてみればそのほとんどが上から海を見下ろしたものばかりだった気がします。
ででーん!
どうじゃろう。水平線。これが目の高さにあるんだ。なかなか綺麗な所でしたぞ。
まっすぐ!
ガードレールとか手すりとかない道だから、走っていてすぐとなりに海が見えて気持ちいい!
日本一周自転車名所紹介:持石海岸
さらに先に進むと持石海岸という看板が見えてきた。
せっかくなので!
ロードバイクから降りて、海岸に行ってみる。海がものすごい透き通っている。
うひょー!
海の水が日本海じゃないみたいだ。
そーいえば、南の島の海の写真ってエメラルドグリーンに見えたりするけれど、あれってプランクトンの量が少ないとそう見えるらしいよ。
温かい地域は海の温度も上がり、海の中の酸素濃度が低くなる。そうなるとプランクトンも少なくなり光の反射がしやすくなる。
それに海の深さが浅い所はさらに地面に到達した光が反射して目に届く。
光は元々7色の色で、色んな物体に吸収されていって、吸収されずに反射したものが目に色として認識される。
日本の海が基本的に青いのはプランクトンが豊富で深い海が多いからで、緑色の光は吸収されているわけだね。その結果お魚がたくさん採れる恵まれた海なわけだけれども。
…ん?ってなると今、この海が緑色に見えているのって、温度が高いの?それかここがちょっと浅瀬なのかな?
そんな事を考えながら更に先へ進むと…。
益田十景!
変なモニュメント!!どうやら益田十景にも選ばれている場所らしい。「三里ヶ浜海岸の夕陽と漁火」と書かれていた。
持石海岸なのか、三里ヶ浜海岸なのか。一体どっちなのかわからなかったが、とにかく海が綺麗な事は確かです。
記念撮影!
変なモニュメントが向いている方にロードバイクを置いて、記念撮影。
先へ進もう!
さてと。時刻は13時半。海を観ることに時間を使ってしまったけれど今日はなんとしても山口県へ行かねばならない。
もうそろそろ県境。そんな時である。
日本一周自転車名所紹介:人形トンネル
人形トンネルってところがあってね!そこのところを通った時に、高い音で、
あぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
って聞こえてきたの。
なんじゃい!って思ったのだけれど、これはきっとトンネル微気圧波だよね。車の音か何かだよね。…通ってなかったけど。
それでね、写真を見てみたの。それが↑の写真。
光の加減だけど、その光が、マイケルジャクソンの前に傾くけど倒れないってパフォーマンスがあるじゃないですか。アレみたいな影が映ってるみたいに見えたんだよね。
気のせいだけど。うん。気のせい。まぁ、なんでもないよね!ありがとう島根県!!
引きこもり脱出ブログ自転車旅編32章:山口
ついに山口県!
ついに山口県まで来ました。萩市です。萩市のカントリーサインは写真じゃ暗くて見えにくいかもしれませんが、夏みかんと城下町っぽいです。
山口県が今回のゴール地点というか、折り返し地点に設定していたから、ちょっと感動しちゃったよ。
よう、おいでました!
よう、おいでました山口県と看板も迎えてくれている!そのお祝いにコンビニでスイーツ買いました。
ポプラの色!
立ち寄ったコンビニはこちらの方では見かけることが多いポプラ。…でもポプラと言えば赤い看板のイメージが強かったんだけど、ここのポプラは看板も店舗も色が違っていた。
茶色!
茶色というか臙脂色というか渋めのポプラでした。
お祝い!
厚切り堂々ロール。ロールケーキのアイスだよ。味は微妙だったよ!やっぱり普通のロールケーキがいいよ!でも、とりあえずお祝い。
出川哲朗!
コンビニの横に設置してあったガチャガチャに出川哲朗ストラップというのがありました。お祝いに引こうかなって思ったけど200円だったので辞めました。
さあ!
山口県に入ったと言っても、まだまだここは目標のポイントからは遠い場所。もっと先へ進まなければ、日が暮れてしまうぞ。
川!
橋を渡り…。
道!
細い道を通り抜けます。
しばらくすると…
段々と道が開けて来て…
日本一周自転車名所紹介:須佐駅
須佐駅に着きました。ここは何の変哲もない駅に見えますが…。
海野みことちゃん!
海野みことちゃんという等身大パネルがお出迎えをしてくれます。須佐の名物である須佐男命(すさみこと)いかをモチーフに生み出されたキャラクターでイカを右手に持っています。
アニメ好きの人ならわかるんじゃなイカな。侵略!イカ娘のパクリだと騒がれたキャラクターです。イカちゃんのフィギュア持っているし、声の金元寿子も好きなので侵略!イカ娘贔屓な僕。
ぶっちゃけ髪の色とイカが似ているだけで、両方可愛いから良し!可愛いは正義!
時刻表の父!
そんな事よりもこの駅の横には「時刻表の父 手塚猛昌顕彰之碑」という石碑が建っていた。
手塚猛昌!
どうやら手塚猛昌という人は山口県萩市須佐出身で、福沢諭吉の勧めでイギリスの時刻表を元に、日本初の時刻表を作り出した人らしい。
ありがとう手塚猛昌!あなたが居なければ、日本の鉄道はこんなにも発展しなかったかもしれません。日本の電車って時間通りに来るって世界的に有名だもんね。
…あ、あと須佐と言えば須佐ホルンフェルスというシマシマの崖が有名なんだけれども、自転車でキツそうな高度だったので見事にスルー。先へ進みます。
須佐トンネル!
須佐トンネル714m を抜け…
大刈トンネル!
大刈トンネル1469m を抜けると…
阿武町!
阿武町!この町にある道の駅には道の駅発祥の地という石碑が建っているらしい。
道の駅って1993年から始まったらしいんだけど、その2年前の1991年に実験的に道の駅が置かれた阿武町他12ヶ所。
その実験後も道の駅が残っているのがこの阿武町と岐阜県中津川市の道の駅が今も使われているらしいのだよ。
ま、そんな事は後で調べてみて知ったんだけどさ。
栗!
阿武町の道の駅の歴史など全然知らない僕は道端に落ちている栗などを写真に撮って先に進む。
山口県に入っても!
ずっと海岸沿いをロードバイクで攻めていく。
海!
山口県の海はなんとなく島根で見た海とは違う気がする。まぁ、太陽が上ってきたからってだけなんだと思うけども。
ひゃっほーう!
坂道で感じる風が気持ちいいぜ!
ずっと海沿い!
途中、宇田トンネルやら、井部田トンネル、田部トンネルなどの短いトンネルを通ったけれどもずっと海岸沿い。あまり高低差がなくて走りやすい。
才ヶ峠!
途中、才ヶ峠という峠を登ったけれど標高39m と今までの峠よりもロードバイクに優しいです!ありがとう才ヶ峠。サンキュー!
へいへーい!
トンネルでもない変な屋根みたいなのがついた道をひょいひょいっと漕いでいく。
出た日本一シリーズ!
島根にもあったけど、日本一の看板シリーズ。萩市は「日本一ゴミのないまち・萩」と看板が建ててあった。言うのはタダだからね!
日本一周自転車名所紹介:東萩駅
ロードバイクをこぎ続け、日も暮れてくる頃、東萩駅に到着。
萩城!
ここには今はなき、萩城のミニチュアがありました。
6分の1スケール。6倍すると本物になるのか。意外と思えるほど小さいと思った。毛利輝元が築いた城って紹介されていた。明治7年に解体されちゃったんだって。
日本一周自転車名所紹介:ホテルオレンヂ
今日はテント生活を2日間したので、ホテルに泊まろうと思って予約しました。まぁ、アウトドアが目的じゃないからね。いいのよ、ホテル泊まって。
予約したのはホテルオレンヂ。今までホテルに泊まるときは3000円台のところだったんだけど、見つからなかったから、ちょっと奮発して4219円。
予約は17時30分にしたんだけど、17時に着いちゃったので、近くのご飯処で夕食をとろう検索。
日本一周自転車名所紹介:うどん屋どんどん
見つけたうどん屋どんどん。
ここで一番売れているのなんですか?と訊くと「肉天うどんです」と言われたのでそれを注文。
肉天うどん!
これが肉天うどん。
ねぎだく!
僕は当然のようにネギをこんもり盛り付けて写真を撮る。
そしていよいよ、うどんをすする。麺は柔らかめ。ふにゃふにゃ。お肉もそれなり。…と、食べているとだんだん海老天がふやけて衣が消えていく。
え!?
海老ちっさ!と声を上げてしまうほどあんなにでかかった海老天は形を変えた。
小指サイズの海老を食べると天かすだけが残りタヌキうどんになった。タヌキうどんとは上手く名前を付けたもんだな、化けてしまったと心の中で感心しながら完食。
その後、もうちょっと時間があったからコンビニまで自転車をこぎ、飲み物を買った。この旅を始めて気がついたけど、運動後の晩酌はすこぶる旨い!
そして時間になったからホテルオレンジにチェックイン!
うひょー!
…失礼ながら、今までで一番ボロい見た目(゚o゚;
そんな外装に驚きつつホテルのマスターにチェックインのお願いをすると、このマスターが本当によくしゃべるしやべる。なんとなくいかりや長介に似てた。でもすごくイイ人。
チェックインの手続きを済まして、ロードバイクを輪行袋にしまってから気がついたのだが、このホテルにはエレベーターがありませんでした。出雲に続き2ヶ所目。
前回は2階だったけど、今回は3階。エッサホイサとかつぎながら部屋に到着すると、そこはベニヤ板のような扉。穴も空いていた。
ドアに穴が!
コレもいい経験だ。まぁ、仕方がないと思いつつ中にはいるとおばあちゃんの家の匂いがした。
と、とりあえず、光があって電源があってお風呂があれば野宿よりましだと、お風呂に入ることにする。
…(T^T)
お湯、あちぃ。2cmほどひねって水を全開にしてるのにあちぃ。お湯をはって、そのままじゃ熱すぎるのでちょっと時間を置いてから入ろうと飲み物片手に野球のクライマックスシリーズを観覧。
いいころかなと服を脱ぎ、お風呂に向かう。
え!?栓してあるけど!?さっきまで肩までつかれるぐらいお湯はったけど!?
ほう。そういうシステムね。なるほど。なるほどd( ̄  ̄)
お風呂はったらすぐは入らないといつまでもあると思うなお湯と金システムみたいです。
もう一度、お湯をドバァーと出し、お湯を溜めはじめ、その間、ゆっくりとトイレをしました。ユニットバスだったから監視しながらお湯を溜める事にしたのです。
お湯をとめると徐々に消えていく。なるほど。これ、お風呂に入りながらも同じスピードでお湯出せば肩までつかれるなと思いつき、トイレを流す。
…え!?(・_・;)
トイレのレバーがいかれとりますがな!微妙にトイレのレバーを戻すとようやく止まった。
閃いた方法で肩までつかり、お風呂から出ると、巨人対中日がいい感じに試合をしてた。お風呂入る前は2-0だったけど、2-2に。
飲み物を飲みながら観戦。なんか、腹ヘっちゃったな。そう思い、ふたたびどんどんへ。
ざるうどん!
特別に美味しかったわけじゃないんだけど、なぜか無性に食べたくなるうどん屋さん。どんどんとはそういう所から来ている名前なのかしら。
頼んだのはざるうどん。
少ない。
ぶっかけうどん!
なので、もう一個追加でぶっかけうどんを食べた。お腹いっぱい。満足満足。
なんか、あとで調べてみたら、どんどんって、チェーン店らしいんだが、山口でうどんといえば僕が行ったお店のようで、地元民はよく来るらしい。
思ってみればかなり賑わってたな。お持ち帰りしている人も多かったし。妙な魅力を持つお店でした。うどん好きの僕としてはこういうお店のうどんが食べられて幸せです。
そんな感じで部屋に戻りブログやらGPSロガーの記録を整理してたら、朝の4時半になりました。寝なきゃ!
おやすみなさいまし!
明日はいよいよ、この旅の第一目標地点だった角島です。明後日は天気が悪いみたいだから、多分角島で2泊してきます。
そりでは!
ヾ(≧∇≦)旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出17日目はこんな感じでしたぞ!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
野口明人
旅ブログ:自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅17日目まとめ
本日の走行距離
112.75 km
本日通った道はコチラ
https://www.a-trip.com/tracks/view/116826
本日の写真はコチラ
https://www.facebook.com/pg/EMOTIONBRAINZ/photos/?tab=album&album_id=2885138311537728