あとで読む系サービス使っていますか?なんとなく聞いた事あるけど、イマイチよくわかっていないというあなた。一度使い始めると便利で便利でこれなしではネット閲覧が出来なくなるほど。ブログのネタ探しにも最適。
効率よく情報処理をしたいのなら必須のサービスです。有名どころで言うとPocket、Instapaper、Readability(※サービス終了)。一体これらの違いはどこにあるのか?
今日はこれから使ってみたいと思うあなたに向けてそこらへんの情報をまとめていきたいと思います。ネットにつながっていなくても読めるってのがやっぱりデカイ。
ぜひこの記事を、あとで読む系サービスを利用して通勤などの空き時間にあとで読んでもらいたい所…。
あとで読む系サービス使ってないの?Pocketなどを比較!
あとで読む系サービス(Pocketなど)は地下鉄を使うあなたの強い味方…。
あとで読む系サービスの比較をする前に、そもそもあとで読む系サービスとは一体何なのか?
毎日毎日、インターネット上では様々な情報が更新されていきます。それをすぐに読めればいいのですが、忙しい状況下でどうしても読めない時ってありますよね。
そんな時に便利なのがあとで読む系サービス。
ケータイやPCでネット閲覧している時に、あ、この記事いいなと思ったらボタンをポチッと。その時間1秒。
読む時間がなくても1秒ならあるはず。するとその記事がまるまるあなたの端末に保存されてネットにつながっていなくてもあとで読むことが可能になるのです。
ネットにつながっていなくても読めるというのがブックマークなどとの大きな違い。たとえば地下鉄とか船、山の上などの電波が届かない場所でも保存しておいたページを読むことが出来ます。
この「あとで読む」サービス。Read It Later(現Pocket)というサービスが開始されて以来、続々と同じようなサービスが登場してきています。今回はその中でもとりわけ人気の高い、Pocket、Instapaper、Readabilityのご紹介&比較をしていこうと思います。
あとで読む系サービス1『Pocket』
Pocketのサービス説明
あとで読むサービスの走りになったPocket。ちょっと前までその名の通り、Read It Laterという名前でやっていましたが、デザインや使い勝手をパワーアップさせてPocketというサービスになった。
走りのサービスっていう事でほとんどのサービスと連携出来るのが強み。そしてシンプル。多機能という言葉で装飾してしまうと他のサービスに劣ってしまうけど、シンプルイズベストということで僕はこのサービスをよく使う。
特にタグ付出来るところが良い。色々とポイポイPocketに投げていると、あ、あの記事どこにあったっけなぁ?なんてこともしばしば。そんな時にあらかじめタグ付して、食べ物系、WordPress系、ネタ系、豆知識系などわかりやすく分類しておくと検索もしやすい。
実際の使用画面はこんな感じ。
Pocket iPad版使用画面
Pocket iPhone(iPod touch)版使用画面
Pocket Android版使用画面
PocketのPCサイト
iPhone&iPadアプリ
Androidアプリ
Pocketの評価
読みやすさ | 3.0 |
連携 | 4.0 |
機能性 | 2.5 |
動作 | 4.5 |
総合評価 | 3.5 |
あとで読む系サービス2『Instapaper』
Instapaperのサービス説明
Pocketに比べ多機能なのがInstapaper。フォローしているユーザーが保存している記事などを読めたりするので、新しい情報を収集するという面ではかなりつよい。
ただ、ここのサービスのネックは有料という所。Pocketも前まで有料だったのだけれど、無料になったしReadabilityも無料のサービス。しかし、このInstapaperだけは有料のサービスを無料に変更しない。アプリそれぞれお金を払わないといけないので、端末を複数持っている人などは出費がかさむ。
そして、Pocketと違ってタグ付での振り分けは出来ずフォルダでの振り分けだけになるので、若干検索機能は弱い。でもその分フォルダ使いに慣れている人は多いと思うので使いやすさはある。
※追記
2016年についに有料パッケージが無料化されました!!これで同じ土俵に立った!
実際の使用画面はこんな感じ。
Instapaper iPad版
Instapaper iPhone(iPod touch)版
Instapaper Android版
InstapaperのPCサイト
iPhone&iPadアプリ
Androidアプリ
Instapaperの評価
読みやすさ | 3.0 |
連携 | 3.5 |
機能性 | 4.5 |
動作 | 3.0 |
総合評価 | 3.5 |
あとで読む系サービス3『Readability』
Readabilityのサービス説明
後発部隊のReadability。このサービスはそもそも、インターネットでの読み物をもっと読みやすくしようという試みから始まったサービスなのでインターフェースが本当に優れている。
読んでいて一番読みやすいのはこのサービスだと思う。
後発ということで、様々なアプリとの連携が出来なくて引けを取っていたけど、最近は徐々に環境が整い始めてきている。ただ、現時点ではEvernoteとの連携が出来ないのがPocketを使い続けている理由。
タグ付機能は備わっているので検索バッチリ。
実際の使用画面はこんな感じ。
Readability iPad版
Readability iPhone(iPod touch)版
Readability Android版
PCサイト
※サービス終了に伴い、閉鎖。とりあえずこれからはMercury Reader使ってねって書いてあった。
iPhone&iPadアプリ
※サービス終了に伴い配信終了
Androidアプリ
※サービス終了に伴い配信終了
Readabilityの評価
読みやすさ | 4.5 |
連携 | 2.0 |
機能性 | 3.0 |
動作 | 4.0 |
総合評価 | 3.0 |
あとで読む系サービスのまとめ
以上、あとで読む系サービス3つの比較でした。まぁ、僕はPocketユーザーですけど、とりあえず全部使ってみて自分の使いやすいサービスを選ぶのがいいと思います。この機能は必要。この機能は必要ない。っていうのは人それぞれですので。
このサービスを使う上で一番大切なのは、あとで読むサービスに投げっぱなしにならないことだと思います。
あ、これあとで読みたいなって思ってポチッと送ったはいいけど、結局全然読まなかったっていう状況に陥りやすいので、その気持ちを打破してくれるインターフェース、読みやすさでサービスを選んでもらえるといいかな〜と。
まぁ、全部入り大好きな人はPocket使っておきましょう。オシャレな感じが好きな人はReadability。玄人好みなInstapaper。結局、どれもいいサービスなんで。僕は優柔不断なので全部入れてます。んで、記事の種類によって使い分けている。
結局、面倒くさくなってPocketを一番使ってますけどね。
そんな感じで、あとで読む系サービス「Pocket、Instapaper、Readability」のご紹介でした。
野口明人
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
追伸:
ChromeでPocketアプリに簡単に送る一番早い方法に関する記事を書きましたので、Chromeユーザーは合わせてお読みいただくとよろしいかと。
あとで読むサービスのおまけ話:実はもうすでに始まっている
本編の記事を書いたのは2013年の事で、実はこのおまけコーナーは2021年に書いております。
この記事は何度も書き直しまして、本当のところを言うと、削除しちゃってもいいかもしれない記事かもなぁ〜なんて思っているんです。
というのも、途中のReadabilityもそうですけど、あとで読むサービス自体が、終わりを告げようとしているから。
いや、正しく言えば、デフォルトのブラウザの機能に統合されようとしているからですね。
インターネットを見るアプリありますよね。たとえばSafariとかChromeとか。
あれらのアプリの標準の機能にあとで読む機能が追加されるんですよ。
つまり、今までは2つのアプリが必要だったのに1つで済むようになるのです。
そうなって来ると、ここまでの比較の記事なんていらないかなぁ〜なんて思ったりもするのですが、とりあえず記事というのは僕が生み出した作品、はたまた子どもたちのようなものなので、残しておこうかなと思います。
壊されてしまった建物について書かれた資料を読む意味があるように、終わったサービスについて書かれた記事も読む意味は、まぁなくならないでしょう。
ということで、記事を消すかどうかはまた「あとで」。
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ