今日はあなたが運命の人だと思う相手にとって一番傷つけてしまうタブーの話、お金と恋愛についてお話をします。そして、そこから運命の人をどうやって探したらいいのか。その基準についてお伝えします。恋愛は宗教。長年刷り込みされてきた、その思い込みをぶっ壊していきましょう。
ども。野口です。恋してますか?働いていますか?私と仕事どっちが大事なのよ!と言われてますか?今日はそんなよくあるようなお金と恋愛の関係性についてお話をしていきたいと思います。
果たして、お金で愛は買えるのか…?
恋愛をする時に発生するお金の問題
あなたは何らかの形で生活するためのお金を工面していると思います。生きるためにはお金が必要です。これはかなり重要な問題。生きるためにはお金が必要で、そのために働かなければならない。僕らは生きる為に働いている。
でも、生きるため以外にもお金って必要ですよね。例えば趣味や娯楽にもお金がかかります。プラモデルを持っていなくても生きていけますが、ただ生きているだけじゃつまらないからプラモデルなどにもお金をかけるのです。
それと同様に人間は恋愛もします。恋愛をしなくても生きていけますが、それじゃあまりに寂しい人生になってしまうので恋愛が必要なのです。そして当然恋愛をするにしてもお金が必要になります。
なんだったら、世の中に対して払っているお金のすべては恋愛をする為に使っていると思ってもいいぐらいです。食べているものも、洋服も、娯楽に費やすお金も、将来出会うであろう運命の人にとってあなたが魅力的に映るための投資です。
つまりは、人間は恋愛の為に何億もの投資を平気でする生き物なのです。
しかし、恋愛の世界ではお金が価値をなくす時がある
たとえば、あなたはプラモデルが大好きで欲しいと思っていたプラモデルが10万円で売っているとします。頑張って貯めた10万円を握りしめ、レジでお金を払い、そのプラモデルを手に入れる。
すると満足しますよね。10万円払ってほしかったプラモデルを手に入れたわけですから。
この時、「お金」は価値を持っていて、「10万円」という“価値”と引き換えに「プラモデル」を手に入れたわけです。いわゆる交換したんですね。
世の中のお金を使う仕組みはほとんどがこんな仕組みだと思います。100円という価値とおにぎりを交換する。1万円という価値とブランドシャツを交換する。
納得したうえで支払って、手に入れたいものを手に入れられたから満足できる。このプロセスに僕ら人間は慣れています。もし、10万払ってもプラモデルが手に入らなかったらキレるでしょ?レジに10万円閉まったのに店員がプラモデルを渡そうとしなかったら…。多分、あなたはその店員の胸ぐらをつかむでしょ?そしてぐぬぬぬ!!って叫ぶでしょ?
これがお金が価値を持った世界でのプロセスです。お金を使うと同価値のものが手に入るというプロセス。
でも、恋愛と言う世界ではこのプロセスが崩壊します。というか、恋愛はまるっきり別世界なのです。夢の世界なのです。ディズニーなのです。ルールがもう違うのです。
デートでお金を払うことについて
あの人のハートを射止めたいからデートに誘う。デートにかかるお金は僕が全部持つよ。男性はこんな感じの見栄を持っています。デートは男性が払う方がかっこいいみたいな。当然、僕も持っています。
でも、この時にいつものような世界にいる感覚でこのデート代を払ってしまうと、振り向いてくれない相手にだんだん苛立ってきます。
…こういう考えを持った時点でおしまいです。まして、デート代を自分が払っているのだからなんたらかんたらという事を相手に伝えるなんて言語道断。
それはつまり
「君は売春婦だ」
と言っている事と同じだからです。いや、言ってないよ?…という反論は認めましょう。でも言っているも同然なのです。
いいですか。恋愛という世界では、お金は価値をなくす事があるという事を事前に理解していなければならないのです。お金を渡したからそれと同価値のものを手に入れられるわけではない。もし、お金を渡した価値と同じものを手に入れたいのであれば風俗街に行ってください。恋愛とビジネスは別世界。
自分がお金をいくら払っても同価値のものは返ってきません。返ってくることもたまにはあるかもしれませんが、返ってこない事のほうがザラなのです。店員に10万円渡したのにプラモデルを一向に渡す気配すらない。それが当然の世界なのです。
でも逆に考えてみれば、お金をいくらも使わなくてもそれ以上の価値が返ってくることもあるのが恋愛の世界です。
もし、あなたが貪欲で自分の努力に見合った物が返ってこないとどうしても許せない性格なら絶対に恋愛にお金を投資しないでください。高いプレゼントなんて買う必要はありません。高いレストランに行く必要もありません。もしそういうものでしか喜べない人やそういう所に連れていけとうるさい人に出会ったら?この人は運命の人ではないと諦めるか、お金は自分にとって無価値なものだと諦めるかのどちらかです。
恋愛の世界にお金の価値観を持ち出したら、途端に相手は怒ります。男性も女性もそれは変わりません。それは「恋愛」というものが頭のどこかで崇高なもの純粋なもの、無慈悲の愛から成り立つものと思い込んでいるからです。見返りを求めてはいけない世界なのです。
でも、お金という世界は見返りありきが当然の世界。この二つは水と油です。交わらないのです。ですから、もしあなたがこの人こそ運命の人だと思う人が現れたら、お金のことはすっかり忘れ、お金を使わずに出来る限りのことをやってみましょう。お金と言う数字で表記されているものがあるから見返りを期待してしまうのです。
恋愛は見返りを求めてはいけない。数値化出来ないあなたの行為を重ね、どれだけ自分が相手の為にやってきたかなど数字で詳細に理解をせずに相手を想える事が出来て初めて、相手から見返りの愛をもらった時その素晴らしさを知るのです。
ダイアモンドなんて送った所で、喜ぶのは当然。誰でも喜びます。それは恋愛の世界のみで起こる喜びではないのです。価値を持っているのはダイアモンドであって、それを送ったあなたではありません。つまりはあなたじゃなくても相手は喜ぶのです。
お金は誰が使っても同価値。コンビニの店員からすればあの人でもその人でもおにぎりさえ買ってくれれば誰でもいい。100円の価値を交換するという事はそういう事です。
でも、恋愛は違う。価値が簡単にはわからないものを相手に差し出す。これはあなたしか出来ない事。そしてあなたからもらったものだからこそ喜んでくれる相手を見つけ、その人に愛を注ぐことが恋愛の世界です。それが恋愛ごっこではない、恋愛に恋愛をしていない人だけが感じられる素敵な世界なのです。
まとめ
本当にあなたが恋愛という世界で幸せになりたいのであれば、恋愛にお金の世界は厳禁です。絶対にお金の話をしてはいけませんし、お金の話をしてくる人とも出来る限り付き合わない事です。
まして、自分の収入や身の回りを見てくる人とも付き合わない事。月収いくらと聞いてくる人はもう論外。月収いくらと聞くことも論外。月収いくらと見え張っている人も論外。経済力で相手が魅力を感じてくれる!と思うこと自体が恋愛とは程遠い世界の出来事。世の中論外の人ばかりですが、それが恋愛宗教にどっぷりハマった人たちの考え方。
あの方達は、雑誌やテレビ、占い、友達の話、あれやこれに色々と吹きこまれて恋愛とはこういうものだ、という恋愛の聖書にどっぷり浸かった恋愛ドランカーです。恋愛という偶像が語る人々の常識に流されて自分も恋愛したい!と恋焦がれているだけのもの。
周りがみんな結婚し始めたなと感じ、焦り、結婚適齢期という言葉に流され結婚してしまう。
そういう人たちはやがて、恋愛に冷め、我に返り、手に入れてしまったモノと惰性で付き合っていくか、所詮恋愛とはこんなものだったのかと諦め、手に入れたモノを捨て自分の世界にこもりつつ、周りに罵声を飛ばしていく迷惑者になるかのどちらかです。
仕事で付き合うならまだしも、恋愛という夢の世界にお金の話を持ち込んでしまっては、ただ生きているだけの人生になります。
夢の世界は現実とは違う価値基準を持つからこそ素敵なんです。
お金は同価値。誰でもいっしょ。恋愛は見えない価値を持つ。あなただけのもの。高いプレゼントを購入し、高級なレストランでお祝いする。誰でも喜びます。それはあなたじゃなくても出来る事。ケーキを手作りし、部屋を折り紙で飾り付け、そこで相手のお祝いをする。あなたの工夫が作った世界。それはあなたにしか出来ない事。
もちろん、自分が作り上げる世界にお金がかかることもあるでしょう。でもそれは高級であればあるほど相手を大切にしているということにはならないのです。お金の価値は相手の事を思う価値には比例しないのです。
どうかこのことは忘れないでください。恋愛の世界に見返りという価値を求めてはいけません。見返りというのはお金を使うことに慣れてしまった人間の悪い癖なのです。
ぜひ、恋愛をする時はお金の世界とは別の世界なんだと理解して向き合ってください。
同価値のものを交換するのは生きる為。でもただ生きているだけじゃつまらないから、それ以外のものに投資する。それが人生を豊かなものにする方法なのです。
それがどれだけ価値のないものと周りに思われようが、見返りが返ってきてないよとアドバイスされようが、自分がしたいからする。そしてそこに喜びを感じる事が出来る。その喜んだ顔を見て相手が喜んでくれる。それを見てまた、自分も嬉しくなる。
恋愛の世界はきっと、価値との交換ではなく、連鎖反応。
ではでは、今日はそんな感じで、お金と恋愛の話でした。
お金なんてくそくらえ!こんな話をわかってくれる運命の人をぜひ、見つけてくださいませ。