どでんという埼玉の北浦和にあるラーメン屋さんに行ってきました。
実は1年前にも、1人でどでんに行っていまして、写真を撮っていながらもその時は満腹すぎて記事を書かずに眠りこけてしまったので、今回改めて母を誘いどでんに行ってきた事を書こうと思います。
母を誘い…と書きましたが、ぶっちゃけどでんは二郎インスパイア系ラーメンに属するもので非常に量が多いラーメンなので、女性が食べきるには厳しいかなぁ〜と思っておりました。
しかし、最近あまり元気がない母に楽しんでもらいたいと、どでんに連れていったのですが、まさかこんな結末になるとは…。
『どでん』という北浦和にあるラーメン屋は北浦和駅ではない事に注意
どでんというラーメン屋さんは、実は僕が散歩しているコースにありまして、毎日毎日その前を通っています。
大学時代にラーメンにハマって、様々なラーメン屋さんを周ってきましたが、ぶっちゃけあの頃の埼玉県のラーメン屋さんは今ほど美味しく有名なお店がありませんでした。
しょうゆや味噌や塩のラーメンと共にチャーハンとか餃子がメニューとして並んでいるような昔ながらのラーメン屋さんがほとんどで、1品だけで勝負している今風のラーメン屋さんがそれほどなかったのです。
しかし、最近は埼玉にもちらほらと人気のラーメン屋さんが出現してきて、駅前もラーメン屋さんが入れ代わり立ち代わりの激戦区になりつつあります。
実はこのどでんというラーメン屋さんの場所も昔から知っているんですが、前は富士丸っていうラーメン屋さんだったんですよ。その富士丸も、もっと昔はラーメン二郎マルジだったんです。
たしかその前は自転車屋さんだったか、不動産屋さんだったか記憶が確かではないんですが、中学生の時代にラーメン二郎マルジっていうのが出来て、同級生のみんなと豚肉うめぇ!とか語っていたのを思い出します。
でもね、ぶっちゃけこの場所、すごいアクセスしにくいんですよ。駅からだいぶ離れているんです。どでんで検索すると北浦和って表示されますが、北浦和駅からはすげー遠いです。
これでも空いている方!
それなのに最近ではどでんに行列を見ない日がない。なぜにこんなに行列が出来るのか。ずっとずっと気になっておりました。
以前の富士丸時代にも一度食べた事はありますが、あの頃はそれほど行列が出来ていませんでした。富士丸は赤羽にある神谷本店にも行ったことがあって、それと同様に美味しいかったんだけど、やっぱり北浦和店はアクセスに恵まれておりませんでした。
その富士丸北浦和店が2011年に閉店し、翌年富士丸北浦和店の店主がどでんとしてお店をリフォームしたのか綺麗になってオープンしました。
その途端、ほぼほぼ毎日行列が出来ている。入れ代わり立ち代わり名前が変わっていたお店でしたが、どでんの名前はもうだいぶ長いこと変わりません。
しかも気がついたらさいたま新都心にも支店が出ているじゃないですか。どうやらさいたま新都心の方はつけ麺専門店のようでしたが、そちらも常に行列が出来ているあたり、どでんの人気が伺えます。
ま、長々と話していきましたが、そんなどでんに、不幸なことが続いて毎日泣いてばかりいる母を連れていきましたよっと。
ラーメンの店どでん
ラーメンの店どでんとシンプルに看板が掲げられています。二郎系でよくありがちな黄色い看板ではなく、だいぶスタイリッシュです。
やっぱり人は外見が9割って言いますし、ラーメン屋さんも外見が重要なのかもしれませんね。
あ、「緑区三室1207-4」って下に住所が書かれていますが、ぜひともGoogle マップか何かで調べてみて下さい。全然北浦和じゃないのがわかりますから。地元民的にはここは北浦和ではなく三室(みむろ)です。
食券!
どでんは食券を先に購入してから並ぶシステムなので、とりあえず僕と母は一度店内に入り、食券販売機の前でどれにしようかと悩んでおりました。
僕はその時、前回ラーメンを食べたから油そばもいいな〜って思ったんですが、やっぱり母にどでんの大盛りを見せてあげたいなぁ〜と思ってラーメン350gを購入。母も同じようにラーメン350gを買いました。
そう。どでんのラーメンは同じ食券を購入しても、その後のトッピングで見た目が天と地ほども変わるのです。ま、二郎系ってほとんどそうだよね。
ちなみにラーメン少280gと半分170gという選択肢もあります。値段は普通のサイズと50円しか変わりません。でもまぁこの時点で普通のラーメンよりもだいぶ多いんだけどね。
無料トッピング!
しばらく待つと母と僕は店内に通されました。僕は母に無料トッピングの注文方法の仕方を教えます。
前回僕が初めて来た時は、全部どでんでお願いします!と言うと断られたので、とりあえず僕は『にんにく入れる、やさい増し、あぶらどでん』にすることに決めました。
そして母には、やさい増しでもすごい多いから気をつけてねと伝える。
ラーメンが茹で上がったので、店員さんから「トッピングはどうしますか?」と聞かれ、さっき決めたものを伝える。今回はすんなり聞き入れてもらえた。
続いて母にも同じことを聞くと、母はこういった。
「にんにく入れる、やさい増し、あぶらそのままで」
店員さんも小柄な母の身体をみて心配したのか「結構量が多くなっちゃいますけど、大丈夫ですか?」と尋ねる。
母「大丈夫です!!」キリッ(*´∀`)
そして出てきたラーメンがコチラです。
どでんのラーメン350g780円
どでんのラーメン350g780円です。これが2個届きました。あ、右の小皿はあぶらどでんの場合のみに付く追加のあぶらです。
存在感!
何度見ても二郎系のラーメンはもやしの存在感がすごい。母の所にもほとんど同じ量のラーメンが運ばれ、笑っておりました。
真上から!
よくある食べログとかに載せるような写真の撮り方。真上からだとちょっと多めの野菜炒めに見えるね。
麺がほとんど見えていません。
ってか全然見えていません!
にんにく!
にんにくは『入れる』を選択しましたが、ぶっちゃけそれでも多いです!
なのでまずはなるべくにんにくには触れずに、食べながら少しずつ溶かして味を変えていくのが僕は好きです。
チャーシュー!
どでんはチャーシューも美味しいです。チャーシューっていうよりも、豚!肉!って感じです。柔らかくて口の中でほろほろっとほどけていきます。
ただ、その美味しかったはずのチャーシューは、後々になってくるとただの完食までのハードルになって来る人の方が多いかもしれません。
あぶら!
この別皿のあぶらに、麺や野菜をつけて食べるのがどでん流なんだそうです。
富士丸時代はこの別皿のあぶらにごろごろっとチャーシューがおまけでついておりましたが、今は本当にあぶらのみです。身体に悪いのわかっているけど、あぶら好きなんだよね。
もやしをとって、ちょんちょんってつけて食べてみましたが、美味しい。
しゃらくせえ!
でも途中で面倒くさくなって、ラーメンの方にドバーッとかけてしまいました。
麺!
あ、麺がやっと出てきたので写真で紹介。二郎系でよくある不揃い極太平打ち麺です。ラーメンっていうよりうどんに近い気がします。この麺を最初に食べた時は衝撃でした。
それまで博多豚骨の細い麺をバリカタで食べるのが好きだったのが、一気に太麺派に変わりました。
独特なんですよね。ラーメンって言うより次郎という食べ物だって言われるのがよくわかります。スープに絡むって言うより、これ自体がスープを吸い込んでいる感じ?
なのに伸びているわけじゃなくてちゃんとコシもある。
不思議な麺だなぁ〜。
完食!
さて、僕は自分の分をスープまでごっそり全部飲み干しました。そして母の方を見ると、なんとまだ3分の1も食べ終わっていない!
そして母の箸の動きが止まっております!
や、やっぱり言わんこっちゃない。
ほぼ!
ほぼ残っている状態で僕の方へ渡されてきたラーメン。僕は食べ物を残すことがどうしても出来ないのです。
なので…
2杯目完食!
母の分のラーメンも食べました!
スープは流石に飲み干すことまでは出来ませんでした。ごめんなさい。
…ぷおぉ〜。腹が痛え。
どでんのラーメンのまとめ
以上、どでんのラーメンレビューでございました。トッピングはやっぱりすごいから、ちゃんと自分が食べられる量だけを注文することにしよう!
母は帰り道、「独特なラーメンだったね!」と言っておりました。
「野菜は食べられたけど、麺が多かった」と、自分がトッピングでやさい増しにした事は間違っていないという主張を繰り返し唱えてました。
まぁ、楽しんでもらえたようでよかったよかった。
僕はと言えば、歩きながら、もう当分は食べたくねぇ〜って思っていたのに、この記事を書いている時にすでに食べたくなっているという。
なんなんだろう。あの不思議な味。中毒性があるよね。
という事でどでんに行ってきたお話でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
野口明人
…あ、浦和付近にあるラーメン屋さんと言えば、鶏そば一瑳と、つけ麺TETSUがおすすめです。ORIGAMIっていうラーメン屋も行ってみたいんだけど、2回行って、2回お休みの日に当たってしまったから、3度目の正直で次は食べてみたい!
おまけ:中毒性のあるラーメンのお話
今回はどでんという中毒性のあるラーメンの話をしましたが、中毒性のあるラーメンと言えば蒙古タンメン中本や、天下一品ラーメンなどが思い浮かんできます。
正直、僕は辛いものが苦手で、中本なんて食べたら火を吹くだろうと思って敬遠しておりました。辛いってのは舌が火傷している現象なんだー!なんて言ったりしてね。
でも僕が好きな声優ラジオの本渡上陸作戦という番組で、本渡楓ちゃんと天津向さんが度々、蒙古タンメン中本の話をラジオでするんですよね。
それをずっと聴いていると不思議とどうしても食べたくなってきて、大宮にある中本に行ってきたんですよ。
しかもちゃんと練習をしてから。暴君ハバネロってお菓子を食べて辛いものを慣らしたり、いつもは何もかけないピザトーストにタバスコをブンブンぶっかけたりして。
そしていざ中本で辛いラーメンを食べてみるとあら不思議。むっちゃ美味しいじゃないですか!
辛いものって一体なんなんでしょうね。練習したら慣れるもんなんでしょうか。それとも中本の辛さには辛さよりも美味しさを感じさせる秘密があるのかしら。
ということで、埼玉にも都内で食べられるレベルのラーメン屋さんが沢山出来て嬉しい僕なのでした。
ちなみに天下一品は世界で一番ご飯に合うラーメンだと思っています!
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ