カルビーの社名の由来って知っていますか?カルビーと言えば、「かっぱえびせん」やら「ポテトチップス」やら「じゃがりこ」やら「フルグラ」やら「サッポロポテト」やら、とんでもなく大ヒット商品を数多く生み出しているお菓子会社ですよね。
あなたもカルビーの名前を良くご存知でしょう。しかし、その名前の意味やら由来となるとどうでしょう。世の中にはよく知っているのに、よく知らない事が多いのです。
よく知ってるのに知らない。それはまさに小学校の友だちのよう。仲良くしていたあいつの両親は一体何をやっていた人なんだろう。なんであんなに沢山マンガやゲームやおもちゃを持っていたんだろう。
…なんて自分の歴史を振り返ってみると意外と何も知らずに来たんだなぁと思うことも多いのです。そこで今日は、ポテトチップスを食べていて思った事をあなたにお伝えしたいのです。
カルビーってなんやねん…。きっとそれを知ることは、これから自分の会社の名前を決めようと思っているあなたにとって有益な情報になるはずです。
…え?会社の名前を決めようとなんて思っていない?
では、まず何も考えずにカルビーの社名の由来へ進んでみてくださいませ。その理由はあとあとわかるようになるはず!
カルビーの社名の由来知ってる?意味を知ると会社を好きになる!
カルビーに関わらず社名の由来を調べると…。
カルビーに負けず劣らず世の中には沢山の有名な会社がありますが、その会社名の由来って有名にもかかわらず知らないままでいるって事が結構多い事に気が付きます。
もちろん、トリビアというか豆知識の王道のように知られているブリヂストンやサントリーのような例もありますが。
ブリヂストン。ブリッヂとストーン。橋と石。社長の名前が石橋さんだから。サントリーは鳥居さん。コンタクトレンズのメニコンは「目にコンタクトレンズ」でメニコンとか。カメラのCANONは観音菩薩の慈悲にあやかりたいという気持ちからだとか…。
あ、ちなみにCANONの正しい日本表記は「キャノン」ではなく「キヤノン」で「ヤ」は大文字です。キヤノン株式会社と書いて、キャノンと読むという結構特殊な会社です。
こうやって既存の社名の由来を調べてみると面白い物も結構多いんですね。
それでね、今日パリパリとポテトチップスを食べていて思いました。
カルビーってなんやねん…って。
カルビーの社名の由来を想像しよう
恐らくね、カルビーのカルはカルピスと一緒でカルシウムなのは容易に想像がつくんです。でも、ビーってなんなの?
ちなみにカルピスはからだにピースでカルピスではなく、カルシウムとサルピス(熟酥、よい味)というサンスクリット語を合わせた造語。もっと豆知識を披露すると、カルピスはアメリカではカルピコという名前で売られているんですよ。
ま、この知識はカルピスの包装紙に書かれていたやつですけどね。あーゆーのを読むのが面白い。柿の種の袋の裏にも書かれているし。
そういうものの積み重ねで豆知識が溜まっていくわけですが、今は気になったものはすべて調べることが出来てしまう時代です。
そう。Googleならね!
カルビーの社名の由来
カルビーは、会社企業当時の日本人に不足されているとされた、カルシウムとビタミンB1を合わせた造語です
だってさ!!
カルビーのビーはB1のビーだって!絶対わからないよね!カルシウムB1だって!
でも、ポテチ食べてもじゃがりこ食べてもカルシウムとビタミンB1取れていない気がする。いや、取れているのか!どうなんだ!かっぱえびせんはカルシウム取れそうだけどもね!
カルビーの社名の由来から社名の付け方を学ぶ
ということで、カルビーの社名の由来はある種、願い事から来ているわけですね。国民にもっとカルシウムとビタミンB1をとってもらおう!という夢から。いいですよね、こういう名前の付け方。
僕もね、EMOTIONBRAINZ(エモーションブレインズ)なんて名前つけましたけどね、中二病だなぁ…もっとちゃんとした名前つければ良かったなぁ…なんて思う事があるんですよ。
えもぶれ!なんてブログの名前として残ってますけどね。EMOTIONBRAINZが僕が法務局に届けた屋号なわけです。
会社名の付け方って字画とか占いで決める事が多い
自分の付けた名前を振り返って見ると字画とか占いで決めちゃったんですけどね。うん。
なんとなくlivedoorが流行っていて、まだホリエモンが逮捕されてなくて、コイツすげーなぁなんて思ってて、こういう2つの英語をくっつけるのいいなぁって思って。
僕は精神的に弱いから心と悩みを扱いたいなんて考えてね。悩みを生み出しているのはなんだ?頭か?脳みそと感情か?それをコントロール出来るようになったらいいなぁ…とか考えてね。
頭が感情に追いつかないんだ。って事でEmotionの方をBrainの先に持ってきてね。
EMOTION と BRAINとくっつけたわけです。売れているお笑い芸人の名前って「ン」が入っているってのにもあやかってね。ダウンタウン。ナインティナイン。おお!エモーションとブレインってそれっぽいやないか!と。
んで、字画診断してもらったら足らないと言われ、複数形のSをつけようとしたんですが、なんかそこで中二病発症しちゃって、どうせ同じ1画だったらZのほうがかっこよくね?って事でEMOTIONBRAINZです。
良かったら名前だけでも覚えて帰ってくださいね。
と、まぁ、色々と語ってみましたが、名前には想いがこもっていますからそれを知ると会社の事が好きになりますよね。カルビーにそんな想いがこもっていたのか!と。
ちなみに、同じような例で言えば、江崎グリコもグリコーゲンのグリコですからね。栄養素不足だった時代に子どもたちにすくすく育ってほしいと想いがこもっております。
ではでは。カルビーの社名の由来から、名前について語ってみました。あなたも自分の会社の名前などを考える時は色々と参考になさってください。
野口明人
社名の由来のおまけ話:スポーツブランド
さて、本編ではお菓子の会社などを中心に社名の由来を語っていきましたが、ここからはスポーツブランドの社名についてです。
こう思った事はありませんか?
アシックスってなんやねん。足が6本かい!?と。
アディダスってなんやねん。どこの方言やねん!と。
ナイキってなんやねん。アルキはあるんかい!と。
…ま、そんな事思った事がないかもしれませんが、アシックスやアディダスのようなスポーツブランドにも当然、社名の由来はあります。
話の種として覚えてみてはいかがでしょうか。
アシックス:ラテン語”Anima Sana In corpore Sano”の頭文字。日本語に訳すと「健全な身体に健全な精神があれかしと祈る」これがアシックスの創業哲学なんだそうだけれども、もとは古代ローマの風刺作家ユベナリスの言葉に「Mens Sana Corpore Sano」というのがあって、「Mens(精神)」を、より動的な意味合いを持つ「Anima(躍動する精神)」に置き換えたのだそうだ。
アディダス:創業者の名前がアドルフ・ダスラーでアドルフのニックネーム「アディ」にダスラーをつけたもの。
ナイキ:ギリシャ神話に登場する勝利の女神ニケの英語表記から。
なんだそうです。これで誰かがそのスポーツブランドを使用しているのを発見した時に会話に困りませんね(注意:豆知識披露自体はすぐに終わる)。
ちなみにスポーツブランドとは全く関係ない話ですが、社名を調べていてびっくりしたのは「日清」です。
日清と言えばカップヌードルや小麦粉、オイルなどを扱っているブランドだなぁ〜って思っていたんですが、実は日清食品、日清製粉、日清オイリオ、全て全く関係ない会社なんだそうですよ。
日清食品:「日々清らかに豊かな味をつくる」という安藤百福の言葉から(1958年)
日清製粉:明治後半に海外を視野に入れていることを示すために「日清」という言葉が使われていた事から(1907年)
日清オイリオ:創業当時、日本と清の大連に工場があった事から(1907年)
すべてカップヌードルのイメージにつながる会社だったので、一緒の系列だと思っていました。ラーメン作るのに粉必要だし、カップ麺には油が必須だし…。
まだまだ知っていそうで知らない事はたくさんありますね。
あなたもぜひ色々な社名を調べてみてくださいませ。そして自分が会社を作る時にどんな名前をつけようかなと考えるのも楽しいですよ。
ちなみに社名を調べていて一番好きだった由来はコーヒーチェーン店のスターバックスです。
ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』に出てくる一等航海士スターバックから取ったそうです。文学的ですねぇ。
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ