自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅14日目。人と関わることに疲れてロードバイクに乗って埼玉を逃げ出した旅も2週間が経ちました。
鳥取砂丘を見に行った途端、大雨に打たれ、松江行きを中断しなければならなくなった昨日。1日柳茶屋キャンプ場に停滞することにしたは良いけれど、何も食べ物がない。
空腹を紛らわす為に、昨日は早くも寝ることに決めたのだけれど、実は昨日の記事の後に驚く出来事があったのです。
という事で14日目も背中にソーラーパネルを担ぎながら、ロードバイクで進みますぜ。自転車で西日本一周の旅。いざ、引きこもり脱出!
旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出14日目
雨あがった鳥取。
昨日の話からしようと思います。
昨日は朝から雨が降っていたので鳥取の柳茶屋キャンプ場という所で一日を過ごしました。
しかし、食べ物を何も準備してこなかったし、雨強いし、近くのコンビニは坂道を通らないといけないしで、お腹が減って仕方なくやる事と言えば、寝るしかありませんでした。
でも、お腹が減っている時ってあんまり眠れなくて、何度もテントの外に出ては雨を眺めてしみじみして時間を潰していました。神さまのバカ野郎。なんて時に雨を降らせるんだ。…なんて小言を言ってみたり。
すると、やっぱり神さまっているんですな。
真っ暗の中、明るいランプが。車でブンブン子連れのグループが賑やかそうにキャンプ場に登場しました。
その人たちが僕の横を通る時に「ちょっとうるさいですけど、バーベキューやっていいですか?ってか、バーベキューやるところってどこなんですかね」と聞いてきました。
僕は1日そのキャンプ場で時間を潰していて大体の場所を把握していたので、あそこにかまどがあって、こっちに薪がありますよ!と説明すると、「後でよかったら参加してくださいね」と言われたのです。
内心、ひゃっほーぅ!!!肉だ!肉!なんて思って心躍ったんですが、社交辞令だよな~なんて思う自分もいたので、ありがとうございますとだけ答えてテントに戻った。
続々と人が集まってきて賑やかになるのを、テントの穴からのぞいたりして、いいなぁ~、肉いいなぁと思っているうちに、なんて自分は浅ましいのだ。ダメダメ!期待はしちゃダメだ。煩悩を捨てるのだと寝袋の中で包まって横になっていると、ちょっと眠気が襲ってきた。
そして…。
テントが揺れる。
「あれ、寝ちゃっているかな?」と子供の声。「よんでごらん」と大人の声。
…。
キタ――(゚∀゚)――!!
僕は急いでテントのファスナーを開けようとするとテントのファスナーがくっちゃって、なかなか開かない。それを外にいた人が手伝ってくれて外に出られると、子供2人に見上げられる。そして大人の女性から改めてお誘いの声が。
「一緒にどうですか?」
と正直に告白すると、「お肉とか買いすぎちゃったんで食べてください」と言われた。そしてグループに加わってバーベキューをする。
そこにいたのは30代の地元の人達で、でも、それぞれは面識あったりなかったりと不思議なグループなのだけど、すごいいい人達だった。お酒も飲んで上機嫌。お肉もたんとお腹にいれ、海鮮類のバーベキューも美味しかった。
なんだかんだで夜中の12時、キャンプ場の電気が消えた後もランタンをつけて怖い話とか地元の話とかを話したり聞いたりした。
鳥取は色々な日本一があるらしい。
「人口少ない日本一。カレー消費量日本一。低所得日本一なんっすよ」とか笑いながらいって、「でもね、鳥取県民は鳥取のこと愛しているのも日本一なんですよ」と言われた時はなんか、感動した。
結局バーベキューは1時まで続いた。すごく楽しかった。雨が降ってくれたからこの人たちに出逢えた。神さまありがとう。
そして解散後、テントで寝ますと言ったら、グループの一人が「俺も車で寝るから」と。朝にはその人が起こしてくれて、僕が出発するまで一緒にいてくれて見送ってくれた。
「絶対に今年中にもう一度鳥取来てくれ」と言われ、帰りに寄りますよと約束。そして別れました。
いや~、鳥取、大好きになったよ。柳茶屋キャンプ場で一緒に雨を過ごした人とも朝にあいさつしたし。あのキャンプ場は本当におすすめだ。
引きこもり脱出ブログ自転車旅編26章:鳥取2
再び鳥取砂丘!
昨日のグループが鳥取砂丘のことも説明してくれたので、昨日雨の為に中止になった鳥取砂丘観光をもう一度決行。
砂丘は雨で砂がちょっと固まっていたので昨日よりも歩きやすい。
日本一周自転車名所紹介:鳥取砂丘
鳥取砂丘って、国立公園っていうくくりなんだね。国立なのはわかるんだけど、公園かぁ…。
海!
鳥取砂丘の目の前に広がる水平線。日本海ってやっぱり太平洋とはちょっと違う雰囲気を持つ海だ。
まぁ、今日は空が曇っているから海もどんよりしているだけなのかもしれないけれど。
親切!
目の前に何があるのかをパノラマ写真で説明してくれているパネルがあった。
遊覧馬車!
どうやら鳥取砂丘を馬車に乗って周ることも出来るらしい。15分〜20分で大人1000円。
しかしまだ朝が早すぎて馬車はどこにも見当たらなかった。
ラクダ乗り!
ラクダ乗り体験も朝が早すぎてどこにもラクダは見当たらなかった。
…まぁ、ラクダを写真に撮るだけでもお金が撮られちゃうみたいだったから、いたとしても写真は撮らなかったかもしれないけれども。
人が!
鳥取砂丘がでかすぎて、そこを歩く人がものすごく小さく見える。今回はちゃんと丘っぽい所も歩いてみる事にする。
おお!
これはもう丘っていうよりも壁だ。
動画撮ってきた!
とりあえずその壁みたいな鳥取砂丘を歩く動画を撮ってきた。
タカ!
鳥取砂丘の上空にはタカが飛んでいた。トンビかもしれない。ワシか?どれだかわからないけれど、飛び回っている。
昔、江ノ島でチョコジャンボモナカを食べながら砂浜を歩いていたら、タカに狙われてアイスを奪われたのを思い出した。
水平線!
こんなにキレイな水平線を見たのは初めてかもしれない。
砂丘は思ったより壮大でした。朝が早かったのでラクダに乗れなかったのがやっぱり残念。お金払ってでも乗ってみたかった。
ハイテク!
どうやら鳥取砂丘の入場者はこれで数えられているらしい。
こわわ!
なんぞ、これ!
何かがこっちをずっと見ていた。
砂丘用車イス!
どうやら砂丘用の車椅子というものがあるらしい。足の悪いうちの父も、これで砂丘を観光出来そうだ。押す人は大変だと思うけど…。
ん?
浜坂の遠き砂丘の中にしてさびしき我を見出でけるかも
と書かれていた。なんだこの石。確かにほとんど誰もいなかった鳥取砂丘の中では寂しさを感じたけれども…。
有島武郎!
あの歌を詠ったのは有島武郎らしい。
有島武郎もこの砂丘に来たことがあるんだそうだ。有島武郎は大学時代に或る女と生れ出づる悩みを購入したまま本棚に眠っている。帰ったら読もうかな。
いつまでいても飽きずにいられそうな鳥取砂丘の観光を切り上げて進む。鳥取砂丘の写真は結構沢山撮ったので、アルバムの方に上げておきます。
日本一周自転車名所紹介:白兎海岸
鳥取市のカントリーサインにもなっている因幡の白兎の聖地巡礼の場所かな。神話の地、白兎海岸まで1km と書かれていたのでロードバイクを走らせる。
白兎海岸の看板よりも!
白兎海岸の看板があった。でもそれよりも、その横の看板の方がデカデカと目に入ってくる。…なんか景観を壊すなぁ、警官が。
バスも停まる!
どうやらこの白兎海岸にはバスも停まるらしい。白兎橋という停留所があった。
おそらく!
おそらくあの岩が神話の地と呼ばれる場所であろう。ワニの背中をうさぎがジャンプして、背中の毛皮を食べられちゃうやつ。
そう言えば、ワニって日本にいるの?って親に連絡してみたら、そっちの方じゃ鮫の事をワニって言っていたらしいよと教えてもらったのだが、本当かどうかはわからない。
でも確かにこの場所がその神話の話の場所であれば、ワニよりも鮫の方が信憑性がある気がする。
そう言えばその白兎海岸の前にあるローソンの看板に変なのが付いていた。
さぬきうどん付きローソン!
ローソンの中でうどんを調理していたよ。気になったので頼んでみることにしよう。これが朝食だな。
さぬき冷やしぶっかけ大290円!
さぬき冷やしぶっかけ大290円。野菜かき揚げ120円。安かったし、むちゃくちゃコシがあって美味かった。なんだこのローソン。侮れないな。
日本一周自転車名所紹介:神話の里白兎
お腹も満たされたので、もう少しここらへんを観光することにする。神話の里白兎。どうやらここらへん一帯は白兎推しみたいだ。
だいこくさまっていう民謡が書かれていたのだけれど、だいこくさまって言うとどうしても七福神の大黒天を想像してしまう。
でもあっちの神様はインドの破壊神だから関係ないか…と思っていたらそうでもないらしい。
日本では古来から大国主の事をだいこく様と呼んでいたけれど、ヒンドゥー教の大黒天が日本に入ってきた時にしばしば混同され、神道と仏教がごちゃまぜになった。
その後、神仏習合として大黒天に大国主の要素が交わり、大黒天は破壊神の顔をなくし、豊饒の海としてにっこり笑っているし、大国主が持っていた大きな袋を持ち歩くようになったそうな。
なので、日本の七福神に出てくる大黒天を見ると、だいぶ朗らかな顔をしたサンタクロースみたいなおっちゃんのイメージが強いと思うんだけど、それはこの大国主の影響なのだそうだ。
おやおや?
道の駅「神話の里白うさぎ」と書かれた看板の横に何かいるぞ。
石像!
大国主と白兎の石像が建ってた。でもそれよりも、その横の恋人の聖地の方が気になる。
まぁ、大国主はうさぎを助けた事によって、絶世の美女と出会う事になった事にあやかっているんだろうな。
…でも、恋人の聖地って日本にどれだけあるんだろう。沢山ありすぎて聖地の価値がなくなっている気がする。そもそも聖地って特定の宗教・信仰にとっての本山とか本拠地の事なんだけども、支部化してないかな。
あ!答えが書いてあった!
白兎の神話と書かれていた看板に、昔の日本にワニって本当にいたのか?という疑問に対する答えのようなものを発見した。
高草の群に住んでいた兎が、洪水のとき竹の切株にのって淤岐島に流され、兎は陸へ戻りたいばかりに近海のワニザメをだまして陸へ戻ったので、ワニザメは怒って兎の皮をはぎ赤裸にしました。
兎が泣いていると、そこへ稲羽(因幡)の八上姫をめとらんものと、出雲国から大勢の神様が気多前を通りかかりました。
意地悪の八十神(大国主命の兄)は、「海水で身体を洗い高尾山で風に吹かれながらねているように」とおしえられ、そのとおりにすると前より痛みが増しました。
あとからきたやさしい大国主命は「水門(不増不減池)の真水で海水の塩を洗い流して、身干山でガマの穂にくるまっているように」とおしえられ、兎はいわれたとおりにすると、もとのきれいな白兎に戻りました。
このように伝えられる、「稲羽の素兎」の神話の池がこの白兎海岸一帯です。
だってさ。そーか、やっぱりワニは鮫の事だったんだな。これでスッキリした。
それにしても、大国主命の兄は酷いやつなのに、なぜコイツが神さまなのか…。神さまにも色々といるんだな。
まぁ、悪魔にも昔は天使だったやつもいるしな。結局は人間みたいなもんなんだよな。
白兎トンネル!
ということで、僕は白兎海岸に別れを告げ先に進む。すると出てきたよ白兎トンネルというトンネルが…。
これは嫌な予感。
水尻トンネル!
ややや…。
水尻トンネルというトンネルも出現し、更に嫌な予感は続く。
酒ノ津第1トンネル!
酒ノ津第1トンネル。これだけトンネルが続くという事はやはりあるのではなかろうか。
酒ノ津第2トンネル!
酒ノ津第2トンネル。…まだ大丈夫。
八束水トンネル!
八束水(やつかみ)トンネル。まだ大丈夫。このままこれで続いて欲しいけれども…。
ざわざわ…
嫌な予感…。
出たー!
長尾トンネル。やっぱり出てきたよ、1km 越えのトンネル。
とにかく鳥取はトンネルが多い。今日は松江まで行く予定だから、めげずにこぐ。交換した後輪の調子もすこぶる良い。
でも、またスポークが折れちゃうといやだから、坂道はブレーキを握りながら進む為、腕が悲鳴を上げる。負けない。
長いトンネルはなんか音が時々鳴るんだ。そして車が横を通る度に身体がふわっと浮いて吸い込まれそうになる。空気圧の問題なんだろうか。トンネル微気圧波っていうのがあるらしい。
トンネルドンとも呼ばれているんだって。だから怖いんだ、1km 以上のトンネルは…。
でも負けない!
線路!
トンネルを抜けると、なかなか良い景色が広がっていた。線路ってなんか良いよね。
それにしても日本海岸沿いを走っている為か、汗っかきで有名な僕もさすがに肌寒く感じてきた。
どんより!
天気は昨日の雨をひきずっているのか雲が多く、太陽の光は届かない。どんより暗い中進む進む。山道海沿い負けずに進む。
途中で色々なものを見た。
日本一周自転車名所紹介:グラウンドゴルフ発祥の地
どうやら鳥取県東伯郡泊村というのはグラウンドゴルフ発祥の地らしいよ。昭和57年に考案されたらしい。
え?グラウンド・ゴルフを知らないって?
うん。僕も知らなかったよ。でも調べてみると、最初は高齢者向けに考案されたスポーツなんだけど、今ではかなりのプレイ人口らしいよ。
日本グラウンド・ゴルフ協会(JGGA)ってのがあって、埼玉にも存在してた!
どこでも、だれでも気軽に楽しめる軽スポーツとして人気なんだってさ。帰ってから一度やってみようかな。ゲートボールみたいな感覚なんだけどもね。
ゲートボールは1947年に北海道の人が考えて、グラウンドゴルフは1982年に鳥取の人が考えた。ふむ。長寿の国日本は軽スポーツを生み出す天才ですな。
恐竜!
さて、グラウンドゴルフのモニュメントを通り過ぎ、見えてきたのは恐竜。
潮風の丘とまり!
なんだ?って思って上を見上げるとデッカイ風車があった。どうやらこの近くには潮風の丘とまりという公園があるみたい。
恐竜食堂とか恐竜の遊具、全長340m もあるスーパースライダーがあるみたいなんだけども…。
さっき、うどん食べちゃったし先を急がねばならないから華麗にスルー。
はわい温泉!
はわい温泉の看板(羽合)
ガチャガチャ!
ヘビーラーメン、KitKatu、ぶっちょ、ハッピーコーン、コアラのパンチ、うまし棒(笑)
鳥取はパロディの宝庫です。
湯の華慈母観音!
写真じゃわかりづらいけど、温泉に浸かっている観音さま。湯の華慈母観音です。
日本一周自転車名所紹介:中国庭園燕趙園
中国庭園燕趙園(えんちょうえん)という所に来た。
中国に来たみたい!
なんかここらへん一帯が中国っぽい建物。
なんか鳥取と中国河北省の友好のシンボルとして建設された場所らしいよ。
ここらへんの建物は設計から資材、加工まですべて中国で行われたんだって。それを解体して日本で再度建設されてすべてが本物!というのが売りだった。
ドラマ「西遊記」のロケ地にも使われたらしい。思いもしなかった名所へやってきたもんだ。
中国!
本当に中国の中をサイクリングしている気分。
パンダの楽園!
パンダの楽園。一人で顔を入れて写真も撮った(恥ずかしいのでここには載せないけども)。
青い!
青いファミマ(笑)
ファミリーマートコハラというお店を発見。
まっすぐ!
僕は先を求めてグングン前へ進む。
風車!
鳥取は風力発電が有名なのだろうか。北栄町という所に入るとちらほらと風車が目に入るようになってきた。
北条砂丘風力発電所という場所があるらしい。見学も出来るみたいなんだけども、ここは先へ進もう。
ん!?
青山剛昌ふるさと館5km ?
急に名探偵コナンが目の前に現れた。とりあえず進んでみるか。
左!
おお。看板のマークでさえも名探偵コナンだよ!
コナンに会えるまち!
JR由良駅から道の駅「大栄」までの1.4km がコナン通りだってさ!全く予想していない名所に来た!
日本一周自転車名所紹介:青山剛昌ふるさと館
ここが青山剛昌ふるさと館。
コナン探偵社GOODS SHOP!
名探偵コナンとかヤイバのグッズなどがたくさんあったよ。
少年探偵団!
うおおお!少年探偵団の銅像だ!
個人的に光彦くんが好き。声がピカチュウの大谷育江だからね!映画で一回だけ円谷光彦の声が変わった時があって、ありゃ!?って思うぐらい光彦くんの声が好き。
ドラえもんで言うとスネ夫的な立ち位置なのに、時々かっこいいんだよね。
記念撮影!
あがさ博士の車と一緒にロードバイクの写真を撮ったった!かなりのお気に入り。
黄色いビートル、いい形してるよね。ルパン三世のフィアット、冴羽獠のミニクーパーと並ぶ、僕の好きな形の車。
YAIBA!
個人的には名探偵コナンよりも剣勇伝説YAIBAを見て育った世代だから、コナンだけでなくヤイバも忘れずに存在してくれていて嬉しい。
では、写真もたっぷり撮ったし、さらば青山剛昌ふるさと館。楽しかったぜ!
大栄大橋!
埼玉にもあるんだ、大栄橋っていう橋が。それよりももっと大きい橋だということか。
海の方が!
その大栄大橋を渡りながら日本海を眺めると、海の方がちょっぴり晴れてきた。
ついに青い日本海が見えるかもしれない。今はまだ寂しさの募る日本海しか見ていない。
私は見てるぞ!
こわわっ!
逢東六区公民館という所のくまがこっちを眺めているのが目に入った。逃っげろーい。
あれ?屋根の上になんかいる!
一目散に逃げ出した僕は、ホテルツインビーという所の屋根に誰かがいるのが目に入った。
スパイダーマンだ!
あらら!スパイダーマンではないか!なぜにホテルにスパイダーマン!?
ツインビーだったら、コナミからもっとふさわしいキャラクターが出ているでしょう?
キャラクターと言えば…
諏訪神社という所に巨大な目玉のおやじがいた。そう言えばゲゲゲの鬼太郎で有名な島根は鳥取のとなりの県だったっけか。
港町の看板に…
「いただきます」その一言が感謝の気持ち
と書かれていた。大切な事だよね。
生命をいただくというのと、作ってくれた人へのダブル感謝のいただきます。
日本一周自転車名所紹介:菊港
鳥取県景観大賞受賞の菊港。かなり景色良かった。…写真じゃ伝わらないけど。
こんなん!
なんかモアイ像みたいなのが3体、波止場の先端にいたのだけれど、「波しぐれ三度笠」っていうらしい。「三度笠は旅を表わし、旅は人生そのものを表わします」と書かれていた。
僕も3体に並んで同じ方向を見てしみじみとした時間をちょっと過ごしてみた。いい景色じゃぁ。
なんだあの変な形は!
しみじみと眺めた先に変な三角形のものが見えた。なんだかよくわからんけど、船かなにかをくくりつけるものっぽい。打ち寄せる波が強くてあまり近づけなかった。
それにしてもなんか腹が減ってきたな。
コロッケ王国!
コロッケ王国かねちくという看板の上に乗った招き猫が僕を呼んでいるような気もするが、魚の絵が描かれていたので、魚が苦手な僕はスルー。
牛乳を飲もう!
だいぶ魅力的な看板だけれども、牛乳が好きな僕でもお腹を満たせそうもないので、ここもスルー。
日本一周自転車名所紹介:鳴り石の浜
お腹を満たせるものを探していたのだけれど、鳴り石の浜という面白そうなものを見つけたのでロードバイクを降りる。
鳴り石の浜!
どうやらあれが鳴り石の浜らしい。
「琴浦町赤碕にある、通称「鳴り石の浜」は石が波にもまれて丸くなり、カラコロと琴のような音をたてるめずらしい海岸です」と説明書きがされてあった。
石を踏む!
結構カランコロンといい音が鳴った。多分、そんな感じの楽しみ方でいいのだと思う。
写真だと面白さが伝わらなそうなので、一応動画を撮ってきた。
この鳴り石の浜の石の音を聞けば、縁起が良くなるとか言われているパワースポットらしいです。石は持ち帰っちゃ駄目だってさ。
石に願いを書いて、海に投げていい音が鳴ったら願いが叶うんだって。
僕はこの動画の中で足で石を蹴って音を鳴らしているけれど、本来は打ち寄せる波に石同士がぶつかって、波が引く時にカランコロンカランと音が鳴くのを楽しむみたい。
癒やされたわぁ〜。
でも、腹は満たされない。なので先へ進もう。
色々と写真を撮りながら走っていると時間があっという間に過ぎていく。鳥取県は地味な県だと思っていたけど、自転車を漕いでいるとかなり沢山のスポットがあって楽しい。
昨日の人たちの優しさもあったし、この旅で一気に鳥取県が好きになった。
引きこもり脱出ブログ自転車旅編27章:島根
早いがな〜!
どうやらここらへんが鳥取県と島根県の県境のようです。
山陰道を通ってさらに先に進むと時間も16時になりました。そんな時に和菓子屋さんを発見。
日本一周自転車名所紹介:梅花亭
こちらがその梅花亭です。腹が減っている僕には後光がさしているようにも見えます。
大福買った!
梅花亭という日本っぽい店名だけれど、袋はだいぶ西洋風なオシャレな感じ。
あんず大福157円!
こちらあんず大福157円です。ちっちゃな大福です。ひとくちでパクっと。味はまぁまぁです。
生クリーム大福126円!
こちら生クリーム大福126円。これもちいちゃな一口サイズの大福です。味は無難さを感じましたが、雪苺娘が好きな僕は生クリームと大福の相性の良さで幸せになりました。
お腹もちょっと満たされたし、幸せだなぁ〜。
さてと…
あらエッサ!
道の駅もあらエッサと言っていることだし、僕もエッサホイサと漕いで行くことにしよう。早くせねばまた日が暮れてしまう。
日本一周自転車名所紹介:島根路
島根路。ここはどうやら日本一安全な路らしいです。
でも警察が言い張っている事なので本当なのかどうか調べましたが、日本一事故が少ない県は先程までいた鳥取県でした。島根は2位でした。
まぁ、安全な路として安心せずに事故を起こさないように気をつけてチャリを漕ぐことにしよう。
晴れた!
島根県に入る頃にはあれだけどんよりしていた雲も少なくなり、こんなにキレイな景色が広がります。
ポプラ!
あ、どうでもいいけど、鳥取から島根にかけて走って気が付いた事。ここらへんのコンビニはポプラというコンビニがむちゃくちゃ多いです。
欲しかった!
Working!というアニメの種島ぽぷらとコラボしていてクリアファイルを配布していました。
種島ぽぷらは僕がアニメのキャラクターの中で一番好きなキャラクターなのです…。いわゆる「種島ぽぷらは俺の嫁」です。
しかし旅の荷物になるので断念。くそう。貰ってもぐちゃぐちゃになっちゃいそうだし。
日本一周自転車名所紹介:松江駅
そんな感じで、何度も坂を越え、ついに着いたぜ松江駅。
おぉ!
結構都会な駅です。最近はこんなににぎやかな駅を見てこなかったので、楽しくなってきました。
綺麗だ!
川に映る都会の灯りもキレイな街です。これは観光せねば。
絵のようだ!
日の暮れ具合と橋と月と行灯。ものすごくいい写真が撮れた!なんだ、この街。写真を撮っているだけですごく楽しい場所が多いぞ!
カメラマン気分!
松江の街は僕にとって絶品の街でした。カメラを撮る手がとまらない!…あ、でもこんな事してたら予約していたホテルに遅れてしまう。とりあえずホテルに向かおう。
日本一周自転車名所紹介:松江シティホテル
昨日の予約を伸ばしていただき、柔軟な対応をしてくれたホテルがこちら。松江シティホテル。なんだかんだで3日間野宿だったのでホテルが久しぶりな気はする。
外観が素敵!
楽天のポイントが貯まっていたので、ポイントを使ったら現金1300円で泊まれた。ホテルの外観は西洋チックな感じでなかなかです。昔、NHKの連続ドラマ小説にも出たことあるらしいよ。
部屋!
ふう。部屋に着いて一息。このままベッドに倒れ込むと寝てしまいそうなので、その前に夕食だ!ローソンのうどんと梅花亭の大福しか食べてないからゴージャスなの食べるぞ!
日本一周自転車名所紹介:海鮮問屋博多
ケータイで検索してみて良さそうだった海鮮問屋博多に行ってみた。そのでっかいカニの看板に一瞬、大阪に舞い戻ってしまったのかと思った。
ギラギラ!
海鮮問屋博多の入り口はこんな感じです。結構ギラギラしています。都会って感じだね。
お通し!
お通しは白子が出てきました!うひょー!普段はあまり海鮮系を頼まない僕だけれど、こういう場所のものってなんか美味しそうに見える。
それをちびちびつまみながら、注文したものが届くのを待つ。僕が注文したのは、これだ!
かにまま1200円!
かにまま1200円です!1200円でこれだけゴージャス!一瞬頭の中に名古屋でエビフライを食べたことを思い出したけど、それよりも安くてゴージャス!
うまし!
このかにままをまぜまぜしてそのまま食べるのもよし、急須に入っているお出汁をかけてお茶漬けにして食べるのもよしです。
僕はどちらかというと海臭いのはちょっと苦手なのでお茶漬けにして食べたけど、美味!でした。
1200円でこれだけのものが食べられたら満足です。
お腹いっぱい胸いっぱいでお店を出ると、松江界隈はこわそーな人たちがあちこちにいたので、僕はなるべく目立たないように目立たないようにホテルに帰りました。
川のそばで!
あ、その人達とは違うけど、なんか盛り上がっていたよ。あれは一体なんだったんだろう…。
今日はなんだかんだで、話したいことたくさんあったけど、時間がなかったのでかなり端折りました。詳しくは写真にまとまっているので後でみてみてくださいませ。400枚近くあります!
ではでは( `ー´)ノ旅ブログ:自転車で西日本一周!ロードバイクで引きこもり脱出14日目はこんな感じでしたぞ!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
野口明人
旅ブログ:自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅14日目まとめ
本日の走行距離
141.195 km
本日通った道はコチラ
https://www.a-trip.com/tracks/view/116800
本日の写真はコチラ
https://www.facebook.com/pg/EMOTIONBRAINZ/photos/?tab=album&album_id=2878115165573376