自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅23日目。
厳島神社を含む宮島をまるっと一日オールナイトで堪能した僕は、本日尾道まで進む予定でしたが、やはり徹夜というわけにはいかず、ぐっすり寝坊をしてしまいました。
そこで予定を変更して、広島風お好み焼きをがっつり堪能し、広島平和記念資料館へと足へ運びます。
今日の内容は少し重たい話をしていますが、偉そうに語るとやっぱりしっぺ返しはやってくるみたいで最後の最後で痛い目をみました。
という事で23日目も背中にソーラーパネルを担ぎながら、ロードバイクで進みますぜ。自転車で西日本一周の旅。いざ、引きこもり脱出！
旅ブログ：自転車で西日本一周！ロードバイクで引きこもり脱出23日目
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寝坊した！
ヤバい！寝坊した！野口です(ﾟДﾟ;)
昨日はオールナイト後、朝一でフェリーに乗り宮島観光してきたので寝たのは朝8時過ぎ。
寝ないでチャリこぐより、1時間でも寝た方がいいと思ったので、ベッドで就寝。
起きたときには11時15分。チェックアウトの時間が11時だったので、ヤバいと思いながら急いで出発の準備。そそくさと部屋を出ると何も言われず出発出来た。
かなりお世話になったので、ちゃんと別れの挨拶が出来なかった事をなんとなく淋しい思いをしつつも、先に進まにゃいかんので、今日の目的原爆ドームへ向かう。
ありがとうバックパッカーズ宮島！
引きこもり脱出ブログ自転車旅編37章：広島2
まずは腹ごしらえだ！
今日はなんとか尾道までこいで、次の日から四国巡りをする予定だった。
ただ、お腹が減って仕方なかったし、原爆ドームはゆっくり見たかったので、まず先に広島風お好み焼きを食べる事にしました。
お昼過ぎたら夜までお店やってないしさ。
20km ほどで広島市内に到着。
五日市駅！
五日市駅を抜け…
西広島駅！
西広島駅を通り過ぎる頃…
路面電車！
街中には可愛らしい路面電車が走っていた。大学生の頃、早稲田近くを走る荒川線で路面電車を見たことはあったけれど、今では路面電車は結構少なくなってきているらしい。
全国で20線も走っていないそうだよ。
路面電車ってなんか風情があって好きなんだけどなぁ〜。
乗り場！
そうそう。こういう感じの乗り場があって乗るやつ。
色々なものが現れては消えていく。それを進化とか進歩とか呼ぶのかもしれないけれど、今まで見ていたものが消えていくのが耐えられない自分もいる。
もしかしたらこのブログで紹介した場所も、10年後にはなくなっているのかもしれない。
自分が住んでいる町も今では子供の頃に行っていた場所がほとんど別のものになっている。物がなくなれば、徐々に記憶も消えていき、そこに何があったのかさえ思い出せなくなってくる。
物も記憶もなければそれはなかった事と同じ事。そうならないためにも記録だけは残しておかねば。
原爆ドーム！
そんな感傷的な事を言っている間に、原爆ドームが見えてきた。しかしまずはお店の営業時間が終わる前にお好み焼きを食べなければ。
ということで平和記念公園をスルー。
シャレオ！
紙屋町シャレオという気になるデパ地下もありましたが、今回は行っている時間がない。シャレオ。…業界人ぽいネーミングセンスだな。
日本一周自転車名所紹介：お好み焼きみっちゃん総本店
広島風お好み焼き屋の元祖、お好み焼きみっちゃん総本店に到着。
案の定、並んでいたけど、僕が並ぶやいなや沢山の人が店内に案内されてすぐに入れた。後ろをみるとものすごい行列。どうやらタイミングが良かったようだ。
みっちゃんとは！
広島のお好み焼は「みっちゃん」から始まった。
戦後の広島にお好み焼を誕生させた井畝満夫こと「みっちゃん」。昭和25年に屋台からスタートし、お好み焼を焼き続けて半世紀以上！ウスターソースをアレンジして「お好み焼ソース」を誕生させたり、今では定番となったそばを入れるスタイルを広めたり、井畝満夫のさまざまなアイデアが広島のお好み焼を創りあげてきました。お好み焼の生みの親「みっちゃん」の本場の味をご堪能ください。
だそうです。広島に約2000軒あるとされる広島風お好み焼き屋さんの元祖です。
井畝満夫は「いせみつお」と読みます。みっちゃん総本店って書いてあるのは、実はみっちゃんには総本店、新天地みっちゃん、みっちゃんいせや系と3つの系統があるのです。
身体の弱かった父、井三男(いさお)さんが始めた屋台『三笠屋』というのを継いだ満夫さんは屋号を『みっちゃん』に変更し、屋台を切り盛りしておりました。
屋台が評判になり徐々に井三男さんへ屋台の出店の申し出をする人が増えまして、井三男さんの次女も取り仕切るようになりました。
そして屋台から店舗へ移り変わり、満夫さんがみっちゃん総本店、次女が新天地みっちゃん、次男がみっちゃんいせや系と暖簾分けしていったそうです。
みっちゃん総本店と名前はついていますが、すべての系統が独立経営で、作り方も味も違うんだそうだよ。必死で昭和を駆け抜けた家族愛を感じるお店ですな。
今も色々と日々新しい食べ物って出てくるけど、ほとんどが食文化に定着せずに消えていっているもんね。
まだ広島にお好み焼きがそれほど定着していなかった時代に家族一丸となってお好み焼きを焼き続けたのを知って感動しました。
自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅21日目。ロードバイクの旅に出てから3週間。旅はすでに折返し地点を過ぎまし…
病弱の父というので山口県で見た孝女阿米之碑を思い出したよ。
…さてと、歴史を語っている内にお好み焼きが焼き上がったみたいなので、早速元祖広島風お好み焼きを食べていくとしますか。
特性スペシャル1200円！
頼んだのは人気No.1の特製スペシャル1200円。つまりは一番スタンダードな広島風お好み焼き。
マヨネーズ！
相席の中、食べ始めるとこれがもうハンパなく美味い！大阪よりも美味いじゃないか！とビックリしている間に完食。
大阪で友人Y君が言っていたように、お好み焼きは広島でした。大阪はたこ焼きが美味しいです。
他のみっちゃんにも行ってみたいのだけれど、寝坊をしてしまったのでゆっくりするまでもなくお勘定をして、すぐさま原爆ドームへ向かう。
日本一周自転車名所紹介：原爆ドーム
こちら1996年に世界遺産に登録され原爆ドームとして知られる広島平和記念碑です。
慰霊！
ドームばかりがイメージとして強かったですが、その隣には慰霊碑がありました。
そもそも、この原爆ドームは広島県の様々な物産を展示する広島県産業奨励館でした。当然ながら、そのどこにも広島の物産はならんでおりません。
路面電車の時に書いたけれど、人間は物がなければ記憶も徐々に消えていってしまいます。そして物も記憶もなければ、すべてが無かったことになってしまう。
日々、悲しいニュースがテレビなどで流れていますが、きっかけがなければ3年前のニュースなど思い出しもしません。10年前の事など遠い昔の事。
さらには自分の生まれていなかった時代の事は歴史の教科書に書いてあるぐらいの事であり、自分とは全く関係ない別世界の出来事という感じがしないでもありません。
原爆ドーム！
僕もこうして原爆ドームを実際に見るまで、戦争があった事など過去の事であり、平和に生きる現代をありがたく思うことなどほとんどなかったように思います。
ちなみに！
物があるから思い出すという事で、この原爆ドームは悲惨な思い出につながるということで取り壊すという考えもあったようです。
例えば、子供時代によく聞いたことがあると思う、学校のチャイム。そのメロディーは誰もが「キーンコーンカーンコーン」というのを思い浮かべるでしょう？
あれはイギリスのビッグ・ベンと呼ばれる時計、ウェストミンスターの鐘を参考に作られているメロディーなのですが、それ以前は手で鐘を持って先生がカランカランと鳴らしていたのです。
しかし、この手で鳴らす鐘の音が、当時の子供達には空襲を知らせる鐘の音を連想させ、悲しい思いをさせたくないと考えた中学校の先生がウェストミンスターの鐘を採用したのです。
人間の最大の発明は忘れる事。辛い事や悲しい事を忘れる事で、生きていける。
でもその辛さや悲しさを知らない人が、過去の出来事をなかった事にして、同じ過ちを繰り返してしまっては人類は進歩していきません。
誰も学校のチャイムを聞いて、これは子どもたちの安息を願う人が生み出してくれたメロディーなんだなんて考えないでしょう？当然のように存在していた音として捉えてしまうでしょう？
今では学校のチャイムを聞く事にも心辛い、いじめを受けている子供だっているでしょう？
なので、こうして形を残して、目の前に原爆ドームを見ていられる状況を作り出してくれた、過去の人達の決定に感謝しなければ…。
こういうのを見ていると、いまだに核爆弾とか保持している国があったり、外国から武器を買わなければならない日本とか、一体なんなんだろうって思う。
でも、そういう人もちゃんと自分たちの平和、幸せを願ってとっている行動なんだよね…。善とか悪を勝手に決めつけちゃうのも僕のエゴだよね。
あぁ。
みんなが幸せになる方法が何千年も見いだせない。…そんな方法ないのかな。
僕はそんな事を原爆ドームを眺めて思ったのでした。偉そうに気に触った事を言ってしまっていたらごめんなさい。
日本一周自転車名所紹介：広島平和記念資料館
さて、原爆ドームを写真に収めて、昨日泊まったバックパッカーズ宮島でも勧められていた広島平和記念資料館へ。
大人券50円！
入館料50円。みんなに来てほしいからの値段設定だそうだ。
じっくり見て回る。
気がつけば涙が流れていた。
なんだろうね。人間は食物連鎖の頂点で誰かに食べられるということはないけど、時には命が粗末に扱われる。
広島に投下された原子爆弾！
広島型原子爆弾。通称リトルボーイ。
アメリカが原爆を日本に落とすことに決めたのは、日本とドイツ、比べてみれば、日本の方が原爆の仕組みを理解出来ないだろうと思われたからなんだそうだ。
なんか、もう、すごく、苦しくなった。
重々しい…
資料館には、その当時の惨劇をまじまじと表している物が沢山展示されていた。
お弁当箱！
爆心地から600m 中島新町にあったお弁当箱。
県立広島第二中学校1年生の折免滋さんは、建物疎開作業現場で被爆し、死亡しました。8月9日早朝、母親が、弁当箱をおなかの下に抱きかかえるような姿の遺体を見つけました。滋さんが食べることのできなかったお弁当は真っ黒に焦げていました。
懐中時計！
爆心地から1640m 観音橋にあった時の止まった懐中時計。
二川謙吾さん(当時59歳)は、市の中心部へ建物疎開作業に向かう途中、被爆しました。右肩から背中、頭部に大火傷を負い、8月22日に死亡しました。この時計は息子から贈られたもので、肌身離さず持ち歩いていました。
三輪車と鉄かぶと！
爆心地から1500m 東白島町にあった三輪車、鉄かぶと。
銕谷伸一ちゃん(当時3歳11か月)は、三輪車乗りが大好きでした。あの日の朝も、自宅の前で遊んでいました。その時です。ピカッと光り、伸一ちゃんと三輪車は焼かれてしまい、伸一ちゃんはその夜死亡しました。お父さんは、たった3歳の子を一人お墓にいれても、さびしがるだろうと思いました。そこで、死んでからも遊べるようにと伸一ちゃんの亡骸とこの三輪車を一緒に自宅の裏庭に埋めたのです。
それから40年が過ぎた1985年(昭和60年)の夏、お父さんは、伸一ちゃんの遺骨を庭から掘り出して、お墓に納めました。
伸一ちゃんとともに庭で眠っていたこの三輪車と鉄かぶとは、平和記念資料館に寄贈されました。
人影の石！
爆心地から260m 紙屋町の人影の石。
入口の階段に腰掛けて銀行の開店を待っていた人は、原爆の閃光を受けて大火傷を負い、逃げることもできないまま、その場で死亡したものと思われます。強烈な熱線により周りの石段の表面は白っぽく変化し、その人が腰掛けていた部分が影のように黒くなって残りました。この人影については、自分の親族のものではないかという申し出が、複数のご遺族から寄せられています。
折り鶴！
禎子さんが残した折り鶴。
禎子さんは、鶴を千羽折ると願いがかなうという言い伝えを信じ、病気の回復を願って鶴を折り続けましたが、願いもむなしく亡くなりました。死後、禎子さんをはじめ原爆で亡くなった子どもたちの慰霊と平和を守るための記念像がつくられました。現在では、折り鶴は、禎子さんの物語とともに平和の象徴として世界に広がっています。
その他、原爆の後遺症で抜け落ちた髪の毛など目に入って来るものすべてが重々しかったです。
受け止めなければならない。原爆がもたらした不幸を。人間が犯した過ちを。
現代の日本に生きる僕らにとって戦争は過去の物で、あまり実感がないのが現状なんだけれども、それは本当に幸せなことで、これが当たり前だなんて思ってはいけないなぁと。
人が人を傷つけること。人が人を物として見てしまうこと。人だけでなく、万物全てを破壊するという行為の残虐さ。
形ある物はいつか終わる運命にあるのが常なんだけれども、それを他人が勝手に終わらせてはならない。無論、自分で終わらせてもならない。
なんだろうね、戦争って。なんだろうね、争いって。なんだろうね、競争って。なんだろうね。なんだろうね。なんだろうね…。
なんだろうね、が頭に響いた。
最後の核実験からの日数！
もちろん、競争社会があるから文明が発達してきた事実があるんだけども、それは争いたい人だけがやっていればいいじゃない。
争う気持ちの無い人まで巻き込むのはなんか違う。競うべきなのは昨日の自分で、今日の誰かじゃないと思うんだよな。誰かが誰かの上とか下とか、僕はなんか嫌だ。
…とか言ってみても、僕なんかじゃまだまだで浅はかなんだろうなぁ。
ローマ法王平和アピール碑！
私達は平和と愛を教える鳳凰の崇高な御言葉を不朽のクレドとして心に受けとめ再びヒロシマを繰り返さないとの決意を新たにし、この碑を永遠に残す
という言葉と共にローマ法王平和アピール碑というのが建てられていました。
クレドってなんだろう？って調べてみると、ラテン語で「我は信ず」を意味する言葉らしくて、経営理念をもっと具体的に言ったようなものらしい。
War is the work of man.
War is destraction of human life.
War is death.
To remember the past is to commit oneself to the future.
To remember Hiroshima is to abhor nuclear war.
To remember Hiroshima is to commit oneself to peace.戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命を奪います。戦争は死そのものです。
過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです。
ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです。一九八一年二月二五日
ローマ法王 ヨハネ パウロ二世
広島平和記念資料館。行ってよかったよ。かなりじっくり回ってしまって、閉館間際までいた。
雨降ってきた！
外を見るとあいにくの雨。
雨か。時間も時間だし、尾道までは無理だったなと諦める。お腹も減ってきたし、お昼のお好み焼きも忘れられないし、広島風お好み焼きの名店をもう一店舗回ることにしよう。
日本一周自転車名所紹介：お好み焼き屋薬研堀八昌
小雨の中着いたお好み焼き屋は薬研堀八昌。広島で1位2位を争う超人気店と紹介されていた。
ここもかなりの行列が出来るお店らしい。実際、雨の中外で待っている人とかもいたぐらいだ。でも僕が並ぶとすぐに中に入ることが出来た。
雨に感謝だね。
注意書き！
薬研堀八昌のメニューのお願いに、作るのに20分〜30分お時間をいただきますと書かれていた。おいしい物を提供する為に必要な時間なんだそうだ。
その間に僕は今日の泊まる場所を探す。
見つけた場所は広島市からちょっと離れた海田総合公園キャンプ場という場所。そこまで雨我慢してこぐかな！と決まるとちょうどいいぐらいにお好み焼きが出てきた。
そば肉玉840円！
こちらそば肉玉840円。まぁまぁ美味しい。
ただなぁ。お昼のみっちゃんのお好み焼きの方が僕は好きだなぁ。個人差があるんだろうけどね。
さてと！
お腹も満たされたことだし、大雨になる前に海田総合公園キャンプ場に急がねば。
夜も暗くなってきたのでライトをつける。
マンホール！
急がねばならないとは知っているけれど、やっぱり気になるものは気になる。
野球ファンの僕は広島東洋カープのマンホールを見つけて、テンションが上がった。
自動販売機！
近くの自動販売機にも「がんばれカープ」と書かれた屋根が付いていた。
広島東洋カープ関連のものが目につくという事は…。
日本一周自転車名所紹介：Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島
すぐ近くにMazda Zoom-Zoom スタジアム広島がありました。マツダスタジアムかと思っていたらZoom-Zoomも入ってくるんだね。
ま、今日は何もないらしくほとんど真っ暗だったけどね。今日はもうキャンプ場に行って寝るだけだな。
そう思った時にふとしたことを思い出しました。
今日はカウントダウンジャパンのチケット当選発表日なのです。フェス大好きな僕はこっそり応募していました。
メールを見ると見事当選していたので、お金を振り込む為にセブンイレブンを探すことになりました。
振り込める場所がセブンイレブンで、四国に入っちゃうとセブンイレブンはなくなってしまうため、広島で振り込んでおかないといけないのです。
セブンイレブンって四国を含めた7つの県には出店していないのだよ。知ってたかしら？
まぁ、そんなことはどうでもよくて、サクッとセブンイレブンを発見して、振込番号を告げて、お金を払ったんです。さらりとね。
そして、ロードバイクにまたがる。
あれ？
ない！！
ライトがない！！
こんな短時間に持っていく人おるんかい！きっと今回、偉そうに語ってしまった罰だな。
…と、そういう事件がラストに待っておりました。
それにしてもどうしよう。もう暗くなっているし、これから先、あれがないと困るし。
とりあえず、困った僕は、すぐ近くにあったHondaのバイク店を訪ねてみた。すいません。自転車に着けるライトってないですよね？
「ないですよ」
ですよね～。
終了。
「…いや、でもね、この先にキムラさんっていう自転車屋さんがあるから、そこに行ってみるといいよ」
おおお！！！
なんというアドバイス。ありがたき言葉。
ありがとうございます。行ってみます。
僕は暗闇の雨の中、ざざーっと向かった。そして、教えてもらった通り、キムラじてんしゃを発見。
日本一周自転車名所紹介：キムラじてんしゃ
キムラじてんしゃに到着した時は、もう閉店の準備をしていた頃でした。僕はなんとか、あれでこれでと事情を説明すると、嫌な顔をせずにちょうどいいライトをチョイスしてくれました。
新ライト！
まぁ、4660円したけども。それでも、メンテナンスしてくれたりいろいろしてくれた。ありがとう自転車屋キムラさん。
しかし、世の中のどこにも悪い事する人はいるもんだな。気を付けないといかんね。
鳥取の時のペットボトルといい、今回のライトといい、盗まれないだろうという油断した時に盗まれているからね。
ぷんぷん。
…なんて言っている場合じゃないんですよ。雨降っているからね。早くキャンプ場に行かねば。新しいライトは前のライトの2倍ぐらい光る。かなり明るくて、夜道も少し怖くなくなった。怪我の功名ってやつだ。
海田総合キャンプ場まであと1km。
ナビが示したその距離は、一見楽そうな距離なんだが、すべて坂道。標高200m にあるキャンプ場だよ。
最後に山場来たよ！でも、今日はそれほど距離を走っていないから、体の方はかなり元気。まぁ昨日オール明けだったけども、関係ない。
しゃかりきに登ると、後ろから軽トラックが僕を抜いて停まった。
「あんちゃん、今日はキャンプ場使うのかい？」
あ、はい。
「それじゃ、おっちゃん見てきてあげるわ」
え？
ブーン。
戻ってきた。
「あっこのな、キャンプ場、屋根があるし、電灯も着くから、そこにテント張ったらええ。ほいじゃ」
そういって、ε=ε=ε=ε=ε=(o ￣ー￣)oブーンと去って行った。
あらま。
いい人。
ライトのことでちょっと人間不信になっていたから、かなり救われた。世の中には悪い人もいれば、良い人もいる！
日本一周自転車名所紹介：海田総合公園キャンプ場
そして言われた通り海田総合公園キャンプ場に行ってみると、電灯がついている屋根があった。今日はここに泊まる。
電灯ついてる！
明日も暴風雨という天気予報だから、二日泊まることになるかもしれないな。
テント！
そして僕は眠りにつくのでした。
おやすみなー！
ではでは( ｀ー´)ノ旅ブログ：自転車で西日本一周！ロードバイクで引きこもり脱出23日目はこんな感じでしたぞ！
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました！
野口明人
旅ブログ：自転車で西日本一周を目指して引きこもり脱出の旅23日目まとめ
本日の走行距離
41.433 km
本日通った道はコチラ
https://www.a-trip.com/tracks/view/117611
本日の写真はコチラ
https://www.facebook.com/pg/EMOTIONBRAINZ/photos/?tab=album&album_id=2901401776578048