猫とネズミは本当に相性がいいのか?そんな事を考えたことはありませんか?
え…。ない!?
「猫と犬なら聞いた事あるけど、猫とネズミってセットとしてどうなの」
なんて声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
ネズミはチーズが嫌いだったり、タラバガニはカニではなかったり、人間が勝手にそうだ!と思い込んでいる事が実は間違っているという事が多いというのが今回の話なのです。
なので、今日は猫と犬の話は置いておいて、猫とネズミの相性、さらに猫がもっと好きな動物についてお話したいと思います。
あなたは猫がなぜ「フーッ!」と、威嚇するのか知っていますか?
猫とネズミよりも猫に相性の良い動物は何か知っていますか?
猫は好きですか?
うちの猫は時々こんなポーズをします。僕は猫が大好きで、家で4匹飼っているんです。
4匹とも元々は野良猫なんですが、その一匹がすごく人懐っこい性格で僕の行くところ行くところについてくるんですよ。
それでそのまま無視して通り過ぎようとすると、猫パンチするんです。おい、無視すんな。ってな感じで。
仕方なく抱き上げて膝の上に乗せると、満足したみたいにずっと寝てます。
その寝ている姿を観ているとなんかいたずらしたくなってきて、鉄腕アトムみたいな空を飛んでるようなポーズを取らせると、嫌なはずなのにゴロゴロ言い始めてかわいいんですよ。
それが気に入ったようで、自分でもやるようになりました。肩をたたくと肩に飛び込んできたりして、顔をペロペロ舐めてくれたりして本当にかわいい。猫はたまらない。
…親バカ全開。
なぜ僕が猫が好きなのか。考えてみればトムとジェリーをよく見ていたからだと思うんです。知ってますか?猫とネズミの海外アニメーション。
トムとジェリーでは完全に猫は悪者になっていましたが、僕は断然、猫のトムが大好きです。ジェリーも好きではあるんですが。マヌケなキャラとしての面が強いですが、実はすごい多彩なんですよトムって。ガチャピンみたいに。
さて、トムとジェリーとか、ドラえもんはネズミが嫌いだとか、干支のネズミは猫を出し抜いたとか、何かとセットで考えられやすい猫とネズミ。本当に猫の横にいるべきなのはネズミなのでしょうか…。
猫の雑学、猫の知識
猫大好きな僕は、コンビニとかに行った時も猫の雑学本とかあるとついつい立ち読みしてしまいます。
猫の本ってどこのコンビニにもあるんですよね。犬の本は探さなきゃないですけど、猫はマジでどこのコンビニにもある。
猫派バンザイ!な状況なわけですが、立ち読みをするだけでもね、ちょこちょこ猫知識が増えていくわけです。
猫に近づくときは目を薄めて近づいた方がいいとかね、猫に鼻を舐められた時は好かれているとか、肉球でフニフニしている時はお母さんのおっぱいを探している習慣が残っているのだとか、猫の生態は改めて知ると面白い。
が…!それで驚いた事がひとつあるのです。
猫は毒ヘビを食べる
毒ヘビです。ただのヘビじゃないんです。毒ヘビです!
毒のヘビって言うだけあって、毒を持っているわけですが、それを食べてもなんともないわけ!?と思ったわけですよ。
疑問に思った事はすぐに調べる。あとでではなく、今すぐ!
後回しにした事は何を調べるんだっけな?って忘れちゃう事多いし。うっしゃー検索、検索…ってな具合で調べました。
猫はイヌより毒ヘビを捕まえて、食べる能力に長けているみたいで、財団法人日本蛇族学術研究所によると、イヌはヘビに咬まれたという報告を度々聞くけれど猫がヘビに咬まれたという報告は一度もないらしい。
猫すごい!
基本的に猫はヘビよりすばしっこくて咬まれるケースもほとんど無く、もし咬まれたとしても猫の皮は弾力があってヘビの牙が貫通することはほとんどないようです。
そして胃袋的にヘビの毒に対する耐性も強い。猫すごいすごい!!
マムシとかハブ、ヤマカガシ。そういうのにもし人間が咬まれたら、大人ですら殺せてしまう毒を持っているのに、猫は平気。猫超すごい!!!
でも耐性ってすごいね…。何?耐性って。そういうもんなの?
なんというか、猫としては細長いロープとか好きだから、ヘビは恰好の獲物なんだろうけど、猫とヘビの相性がここまで最強とは。
ヘビは毒を持っているのに、その毒が猫に効かない。ヘビは動きが早いのに、猫はそのさらに上を行くスピードで攻撃が出来る。そして生臭い。だから食べる。
ちなみに猫が威嚇する時に言うシャー!!って吹く音も、ヘビがシャー!って言うのを見て真似したとも言われています。
猫、ヘビの事大好き過ぎるだろ…。
猫とヘビの相性
野生の猫にとっちゃ、ヘビってのは遊べるし食べられるしいいとこ尽くしの食材なんだなぁ…。
ちなみにYouTubeでcat vs snake fightで調べると沢山動画が出てくる。中にはヘビが猫に逆襲しているのもあるけど、基本猫強い。
…ただ、猫が平気といいつつ、人間には毒が効くわけで。今日もうちの猫が肩に乗ってきて、顔をペロペロしたんですが、毒ヘビの毒とか塗りたくってないよな?
と、ちょっと心配になりました。
猫は毒ヘビだけでなく、もっとすごいものまで食べる
猫の生態で驚くべき事実はまだあります。
猫は自分の子供も食べるらしいですわ。
たとえば、野生の生活の中で子猫が他の動物に襲われてしまって死んじゃうってことがあるとするじゃないですか。
その死体になってしまった我が子をそのまま放置してしまうと、血や肉の匂いを嗅ぎつけた他の動物たちを呼び寄せてしまい、生き残っている他の子猫まで危険にさらされてしまうかもしれない。
なので食べちゃうんです。
…うわぁ。マジで猫ってサバイバーだな。
猫とネズミとヘビとイヌと…
イヌもよく猫の対照の存在として扱われるけど、たとえば天変地異とかが起きて人間がいなくなってしまったとするじゃないですか。
猫の場合、どれだけ飼い猫時代が長かったとしてもすぐに野生の勘を取り戻して、エサを捕獲したりすることが出来るんですけど、イヌの場合は、飼いイヌ時代が長くてそれになれてしまうと、野生の勘を取り戻すことは出来ず、餓死しちゃうらしいんですよ。
そういうの聞くとね、やっぱりイヌより猫の方が色々と頭いいのかなとか思っちゃいます。
まぁ、イヌもかわいいんですけど、猫には尊敬の念を抱いてしまう。すげぇんですよ、猫って。かわいいだけじゃなくて、かっけーんすよ。
ただただ、こたつでうにゅ~んと鉄腕アトムしているうちの猫を見て、そんなことを思う今日この頃でした。
良かったらあなたも猫の生態を調べてみてくださいませ。そしてもっと猫を好きになりましょう。
ではでは。猫とネズミの雑学の話でした。
野口明人
猫とネズミのおまけ:トムとジェリー
猫とネズミと言えば、文中にもちょっと話をしましたが、子供の頃によく見ていたトムとジェリーを思い出します。
ただ、家にあったビデオでは、なぜかトム(猫の方)がジャスパーと呼ばれていました。
あれは一体何だったのだろうと今更ながらにしてネットで調べてみると、初期の頃には、まだ「トムとジェリー」と言うタイトルはついておらず、トムはジャスパー、ジェリーはジンクスという名前だったんですね。
トムとジェリーが好きだったのは、彼らはいっつも喧嘩しているように見えて、その実、親友だという所です。ライバルにして親友。あぁ、羨ましい。
特に好きな話は、ジェリーがトムに「田舎が嫌になった。バイバイ」と置き手紙をして、都会に出かけたんですが、都会の喧騒に嫌気がさし、一晩で戻ってきて、まだ手紙を読んでいないトムに手紙をビリビリに破きつつ、キスをする話です。
普段、すごく嫌っているように見えたのに、やっぱり離れられない二人っていうのを子供ながらに、こういうの良いなぁ。こういう友達出来ないかなぁ〜。なんて思ったのを覚えています。
ま、そんな友達、大人になった今でも出来なかったですけどね。
僕と相性の良い動物って何なんだろう…。
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ