美肌になる最強のお茶の白茶をごぞんじですか?例えばあなたが知っているお茶を今、思い浮かべてみてください。
緑茶、ウーロン茶、プーアル茶、紅茶などなどありますよね?
実は今あげたお茶は、すべて同じお茶の葉(生葉)で、発酵の違い・製法の違いで分類されているだけだというのは比較的よく知られている豆知識だと思います。
しかし、あまり知られていないお茶の中で、ある研究者たちの発表した論文によって、最強の美肌茶というのが注目されました。
それが
この記事では白茶の効能がどれだけぶっ壊れ性能であるか、あなたの生活に白茶を取り入れるとどれだけ素晴らしいことが起こるのか、そしてどこで白茶を手に入れれば良いのかを理解してもらう内容になります。
美肌になる最強のお茶と言われ、白茶がオススメされる3つの理由…。
もちろん、今飲んでいるお茶が最強だと信じて疑わない方であれば、今すぐこのページを閉じていただいて構いません。
しかし、もし、あなたがずっと飲み続けたいと思えるほど美味で、健康に良く、美肌にも効果があるお茶を探しているのであれば、もう少しだけお付き合いくださいませ。
「こいつ美肌茶である白茶にどれだけ自信あんねん」と思われるかもしれませんが、その理由があとちょっと読んでいただくだけでもお判りいただけることでしょう…。
美肌になる最強のお茶?白茶がオススメされる3つの理由…
日本人によく飲まれている緑茶は抗酸化作用が高く、アンチエイジングに効果がある事はよく知られています。緑茶を日常的に取り入れることで、美容の敵、活性酸素を抑えてくれるわけですね。
でもぶっちゃけ、僕はこの効能に疑問的なのです。ってか、みんな美容目的で緑茶を飲んでいないでしょう?
日本人に馴染みが深い緑茶。今までだってみんな飲んできているはずなのに、周りの人たちをみて「アンチエイジング効いてるじゃん!」って思ったことありますか?
「美しい肌を緑茶によって手に入れられているじゃん!」って感じたことありますか?
緑茶を飲むだけで綺麗になれるはずなのに、世の中には無数の美容グッズやサプリメントで溢れすぎているじゃないですか。
中には化粧品だけで数百万円を使った人もいるでしょう。数百円の緑茶を飲み続けるだけで綺麗になるはずなのに数万円の化粧品を選んでしまう人が世の中には沢山いるのです。
なぜなら緑茶はあまりにも日常的に存在しすぎて、効果が目に見えにくいから。
もう緑茶はデフォルト装備であって、僕らはもっと目に見える効果を期待しちゃっているのです。
だからこそ、ここで白茶の登場です。
なぜ緑茶は美容や健康に良いと思われているのか?
昔から違和感があった表現が僕にはひとつあります。
それは「レモン〇個分のビタミンC、レタス〇個分の食物繊維」ってやつです。
ビタミンCと言えば酸っぱいもの。酸っぱいものと言えばレモンを想像する人は少なくないはずです。レタスも同様に食物繊維の代表的な所あるでしょう?
でもアセロラはレモン17個分のビタミンCで、ごぼうはレタス3個分の食物繊維なんですよ。
だから〇個分のなんちゃらって表現を見るたびに「え!?レモンってそんなに大したことないの?レタスって実はしょぼいの!?」って思っちゃうんですよ。
んで、調べてみたんですが、メーカーなどがあの表現を使うのは「わかりやすいから」なんだそうです。
つまり上には上がいるけれど、みんなの中である程度確立されたイメージがあるから使われているだけなのです。
それと同じで、実は緑茶も美容や健康に良いとは言われているけれど、わかりやすいから取り上げられているだけで、もっと上がいるんじゃないか!?と調べてみた結果すごい事がわかりました。
美容や健康に良いお茶ランキング
科学の世界では、前々からお茶が肌に良いというのは言われていたらしいのですが、2009年にイギリスのキングストン大学が23種類のお茶、植物性の抽出物を選んでランキングとして発表したみたいなんですよ。
その論文が次のようなものです。
国立生物工学情報センターというアメリカの機関からの引用ですが、公開されているデータは基本的に無償で利用できるという事なので、ちょっと見てみましょう。
白茶は学術論文ですごい結果を叩き出した
Anti-collagenase, anti-elastase and anti-oxidant activities of extracts from 21 plants.
BACKGROUND:
Owing to their roles in tissue remodelling in health and disease, several studies have reported investigations on plant extracts as inhibitors of proteinases and as anti-oxidants.METHODS:
The anti-ageing and anti-oxidant properties of 23 plant extracts (from 21 plant species) were assessed as anti-elastase and anti-collagenase activities and in selected anti-oxidant assays along with phenolic content.RESULTS:
Anti-elastase activities were observed for nine of the extracts with inhibitory activity in the following order: white tea (approximately 89%), cleavers (approximately 58%), burdock root (approximately 51%), bladderwrack (approximately 50%), anise and angelica (approximately 32%). Anti-collagenase activities were exhibited by sixteen plants of which the highest activity was seen in white tea (approximately 87%), green tea (approximately 47%), rose tincture (approximately 41%), and lavender (approximately 31%). Nine plant extracts had activities against both elastase (E) and collagenase (C) and were ranked in the order of white tea (E:89%, C:87%) > bladderwrack (E:50%, C:25%) > cleavers (E:58%, C:7%) > rose tincture (E:22%, C:41%) > green tea (E:10%: C:47%) > rose aqueous (E: 24%, C:26%) > angelica (E:32%, C:17%) > anise (E:32%, C:6%) > pomegranate (E:15%, C:11%).Total phenolic content varied between 0.05 and 0.26 mg gallic acid equivalents (GAE)/mL with the exception of white tea (0.77 mg GAE/mL). For anti-oxidant assessment, the Trolox equivalent anti-oxidant capacity (TEAC) assay revealed activity for all extracts. White tea had the highest activity equivalent to approximately 21 microM Trolox for a 6.25 microg aliquot. In addition, seven extracts exhibited activities = 10 microM Trolox with witch hazel (6.25 microg = 13 microM Trolox) and rose aqueous (6.25 microg = 10 microM Trolox) showing very high activities at low concentrations. A high activity for white tea was also found in the superoxide dismutase (SOD) assay in which it exhibited ~88% inhibition of reduction of nitroblue tetrazolium. High activities were also observed for green tea (86.41%), rose tincture (82.77%), witch hazel (82.05%) and rose aqueous (73.86%).CONCLUSION:
From a panel of twenty three plant extracts, some one dozen exhibit high or satisfactory anti-collagenase or anti-elastase activities, with nine having inhibitory activity against both enzymes. These included white tea which was found to have very high phenolic content, along with high TEAC and SOD activities.引用:国立生物工学情報センター – PubMed – Anti-collagenase, anti-elastase and anti-oxidant activities of extracts from 21 plants. (https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19653897)
英語で長々と書かれていますが、この論文の前半で言いたい事は次のようなものです。
その二つの分解酵素に抵抗する成分を持つお茶を23種類集めてみました。
その研究結果が↓こちらです!
まぁ、つまりアンチエイジングには『肌の弾力性を保つ作用』と『コラーゲン産生能力の低下を抑制する作用』が必要らしくて、それらの数値を棒グラフで見せてくれているんですね。
抗エラスターゼ効果量ランキング
1位:ホワイトティー(白茶)
効果量89%
2位:クリーパーズ茶
効果量58%
3位:ごぼう茶
効果量51%
4位:ブラダーラック茶
効果量50%
5位:アンジェリカ茶
効果量32%
抗コラゲナーゼ効果量ランキング
1位:ホワイトティー(白茶)
効果量87%
2位:緑茶
効果量47%
3位:ローズチンキ茶
効果量41%
4位:ラベンダー茶
効果量31%
両方合わせた効果量ランキング
1位:ホワイトティー(白茶)
効果量E:89% C:87%
2位:ブラダーラック茶
効果量E:50% C:25%
3位:クリーパーズ茶
効果量E:58% C:7%
4位:ローズチンキ茶
効果量E:22% C:41%
5位:緑茶
効果量E:10% C:47%
6位:ローズ茶
効果量E:24% C:26%
7位:アンジェリカ茶
効果量E:32% C:17%
8位:アニス茶
効果量E:32% C:6%
9位:ザクロ茶
効果量E:15% C:11%
白茶は美容に良いお茶過ぎて笑っちゃう!
棒グラフ見ていただくと一目瞭然。
白茶の項目(一番左)の棒グラフだけが段違いで抜きんでています。
ギャグかよっていうぐらい一人抜きんでいるのです。
一方、緑茶(左から5番目)は、一体どこに存在しているの?って思われてしまうぐらい存在感がありません。
白茶は緑茶の2倍以上の差をつけて美肌に良いという結果が出たのです。
もちろん、この研究の結論では23種類の植物のうち、ランキングに名前をあげた9つが老化酵素に対して抵抗する力を持つお茶でしたと結論づけてします。
ですが、最後の注釈として「抗酸化物質のフェノール含有量が非常に高く、トロロックス等価活性および酸素スーパーオキシドジスムターゼが高い白茶が含まれていました」と白茶をさらにピックアップしてくれています。
ま、つまり『肌の弾力性を保つ作用』と『コラーゲン産生能力の低下を抑制する作用』と『抗酸化物質の含有量』が極めて高いお茶。それが白茶なのです。
最強でしょ?これがこの論文で言いたかった3つのオススメポイントなのです。
まー、難しい話はさておき、
「そこまで言うなら白茶を飲んでみたい!!」と僕は思いました。
そして白茶について調べ始めたのですが…。
白茶を買うならどの品種!?
中国茶の生産地と言えば福建省というイメージが強いかもしれませんが、白茶の主な生産地も福建省です。
さらに白茶は生産量が少ないお茶ですが、その中でも最上級なのが
どうせ買うならこの白豪銀針がいいなと思って調べてみると中国茶ランキングにもしっかりランキングインしているではないですか。白茶ならみんなこれを買うんですね。
ということで僕が選んだ白茶はこちら。
ZJZというブランドの80gの白茶です。いろいろと調べてみたら白豪銀針は10~30gで1000円ぐらいするものが多い中で、80gでこのぐらいの価格なのはコスパ的にかなりの破格です。(実際の価格は変動するので、詳細はこちらをクリックして、その都度確認ください)
まぁ、中国ブランドにありがちな梱包の雑さとかあるみたいで低評価もありますが、僕に届いた商品は何も問題がありませんでしたし、お試しな気持ちがあったので高いものよりも手が届きやすいものを選びました。
…原産地が福建省じゃないのは後で気が付いたんですけどね(笑)
ちなみに僕はコーヒーにハマった時に買ったフレンチプレスがあったのでこのタイプを選びましたが、ティーパックタイプが良い方には別の商品があります。
福鼎白豪銀針のティーバッグ31包。1ヶ月飲み続けられる量ですね。50gでさっきのやつより少し割高ですが、どちらかというとティーバッグタイプの方が人気があるみたいです。
ちゃんと福建省みたいですし。
とりあえず全体的に高級品の白茶ですので、どうせなら一番いいやつである白豪銀針を飲んでみましょう。それで気に入ったならあれこれと他の品種を探してみればいいと思うのです。
白豪銀針の白茶を飲んでみよう!
さて、僕が買った方の商品を見ていきましょう。「白豪銀針白茶」と書かれています。その下にSILVER NEEDLE WHITE TEA IMPERIAL LOOSE LEAF WHITE TEA と書かれていました。
インペリアルって書いてあるとなんかかっこいいよね。「最上級の」って意味だけど「皇室御用達」って意味に聞こえるから!
ティーバッグではないので、こういう感じで入ってます。よく見ると白い毛が毛羽立っているから白茶なのだね!
では実際に白茶を淹れてみることにしましょう。フレンチプレスで入れます。
一回当たりティースプーン1杯(3g)と書かれていました。
メーカー:Bodum
ジャンル:コーヒープレス
容量:350.00 ml
サイズ:D70.0 × W110.0 × H150.0 mm
ちなみに僕が使っているフレンチプレスはBODUMの350mlのやつです。これひとつでサーモスのタンブラー1杯分を入れられることが出来るので非常に重宝しています。
70度ぐらいのお湯が一番香り立つと聞きましたが、まぁ、面倒くさいのでやかんで沸かした熱湯を注いでみました。
このまま2~3分待ちます。
お茶が赤くなってきたら出来上がり。
白茶って聞くとどうしても白い色を想像してしまうけど、茶葉の色の事だからね。出来上がりのお茶はこんな感じで琥珀色っぽくなります。
果たして白豪銀針の白茶のお味は!?
白茶をオススメする3つの理由
一口飲んだ瞬間、僕は椅子から5cmほど飛び跳ねました。
そう。この白茶、お茶として無茶苦茶美味しいのです。
鼻に抜ける自然な甘い香り。そして口の中に広がるほのかな甘さ。子供も好むお茶と言われるだけのことがあります。
白茶は「良薬は口に苦し」を覆す美味しさ
「良薬は口に苦し」ということわざがありますが、今まで健康にいいとされてきた飲み物は全て美味しくない飲み物ばかりでした。
青汁、センブリ茶、ノニジュースなどなど…。
どれだけ体にいいとされていても、美味しくないものを毎日続けるというのは酷なもの。
ぶっちゃけ僕は緑茶の渋み、苦味でさえも苦手なので、緑茶をあまり好んで飲まないぐらいなのですが、白茶にはその苦味も全くありません。
なぜなら、白茶は製法が違うのです。製造工程の中で、茶葉を揉み込むことをしません。非常にシンプルで
萎凋とは摘み取った茶葉を風通しのよい場所などに放置し、葉を萎れさせて発酵を進め、香りを促す工程のことです。そして乾燥もじっくり時間をかけて行います。
この二つの工程だけで生まれる味のため、癖のない非常に優しい口当たりになるんですね。
それと揉み込むことをしないために、白茶の特徴である茶葉に生えている産毛が残って白く見えるわけです。
ちなみに緑茶などは、殺青と揉捻という工程が追加されます。殺青で加熱して酸化酵素を取り除いたり、揉捻で葉の組織を破壊することで独特な風味を作り出しているわけです。
逆に言えば、その過程がないから白茶は独特なクセがなく、水を飲むようにすっと飲むことが出来るのです。
美味しいならば続けることも容易です。これが白茶をあなたにオススメする一つ目のポイント。
白茶は水出し出来るお茶
体にいい飲み物と言えば、スムージーなども頭に浮かんできますが、あれはとにかく作るのが面倒くさい。
どれだけ体に良いと言われていても、作るのさえも面倒な時って人間誰しもありますよね。終わった後にミキサーを洗うことまで考えてしまうと面倒くさいの極み。
そして一回飲むのを休んでしまうと、その頻度が徐々に増えて、最終的には全く飲まないことになってしまう。
でも白茶はそんなことは起こりません。
え?
「お茶だってお湯沸かしたり、蒸らしたり、淹れたりするのが面倒くさいじゃないか!」
って言いたそうですね。
しかし、実は白茶は「水出し」が出来るお茶なのです。2Lの水に5gの茶葉を入れて、冷蔵庫に入れておくだけ。
それだけで爽やかで透き通ったお茶の味が堪能出来てしまうのです。
簡単でしょう?後片付けも、茶葉をポイっと捨てるだけ。なんて手軽なお茶!これがあなたに白茶をオススメする二つ目のポイントです。
でも待ってください。実は、茶葉を捨てるのはもったいないのです…
白茶は無限に再利用!?
さきほど説明したように白茶は製造工程で火を通すようなことがないため、茶葉には酵素が残ったままです。
もう一度言います。茶葉には酵素が残ったままなのです。
緑茶は殺青して酸化酵素を取り除いてしまいます。しかし、白茶にはその過程が無いため酵素が残ったまま。ゆっくりゆっくり発酵していきます。
なので、古ければ古いほど美味しくなるお茶としても有名で、新茶ではなく古いお茶の方が値段が高いお茶です。
わざと自分で放置して年月を経たせる猛者もいるようです。
そしてこの白茶。お湯で入れると、温度によってその酵素が活性化し酸化するため、お茶の色は赤っぽくなっていましたよね?
一方冷たい水で入れると、酵素が活性化しないため茶葉はずっと酸化しません。
↑これが水出しした白茶です。ね?全然色が違うでしょう?
「ということは、お湯で入れた時と水で入れた時の二つの味が楽しめるお茶なんですね!?」
ってことを言いたいわけではございません!僕が言いたいことはもっとすごい事なのです。
酸化するということは物質が変化することです。しかし、それが冷水ではほとんど起きないわけですから…
なんと、一回の茶葉でかなりの数の白茶を生み出すことが出来てしまうんですよ!
これはお茶を販売しているサイトの不利な情報になってしまうため、ほとんど載せている所がありませんが、水出しで2L作ったら別の容器に移し替えて、またそこに水を入れて冷蔵庫に放置しておく。
これの繰り返しでコスパ最強の美肌茶がほぼ無限に生みだせてしまうのです!
…ヤバくない?
すぐに茶葉を捨てさせた方が、お茶屋さんは儲かりますからね。
でも僕は実験してみました。5gの茶葉で2Lのお茶を何回生み出せるのか。もちろん、ほぼ無限というのは言い過ぎたかもしれません。でも結果を知って僕は驚愕しました。
7回目までは全く味の損傷なく作り出せることがわかってしまったのです!
14L。5gの茶葉で14Lの白茶です。
そんじょそこらの麦茶よりコスパ良くない!?
ということで、金額的にもかなりコスパが良いお茶というのがあなたに白茶をオススメする三つ目のポイントでした。
美味しくて、簡単に作れて、コスパの良いお茶。
それが健康と美容にいいのですから、もう白茶を続けられない理由はなくなりました。
白茶のまとめ
さてさて。この記事を読んでくれた人の中に何人の人が僕の顔を見たことがあるかはわかりませんが、僕を見たことがある人はきっとこう言っているはずです。
「だから肌がきれいなのか!」
そう。これが僕の肌が綺麗な状態を保っている秘訣です。
実は、この記事を書くことは正直少し迷いました。なぜならマジシャンが手品の種明かしをしてしまうようなものだからです。
過去に肌に悩む人たちに向けて「肌荒れで顔が汚いと悩んだ中学生が綺麗な肌を手にした方法」という記事を書いたことがあります。
その記事を読んでもらえばわかると思いますが、世の中にはビックリするほど肌で悩んでいる人がたくさんいて、その人たちが時間をかけてコメントを書いてくれました。
その人たちはきっと、自分の肌の事で悩んでいて、肌のためなら大金をはたいても良いと思っている人たちでしょうし、実際にかなりのお金を投資してきた人も中にはいらっしゃるでしょう。
そしてそういう人たちに、この種明かしをしてしまう事は、美容業界にとっては大きな痛手なのです。
次々に生み出される美容グッズ、健康グッズ、化粧品などが売れるから経済が回っているのです。それがこの種明かしによって売れなくなったとしたら、僕は多くのお金持ちたちに怒られることになるでしょう…。
でも「もういいかな?」という気持ちに最近なってきたのです。
いくら経済が回ろうが、どれだけお金を持っていようが、悩みがある限り人間は幸せになりません。
もちろん、悩みがないからといってその人が幸せだということにはならないのは知っています。
でも、悩みが解消された時、長い間悩んでいた事がなくなったその瞬間に人は幸せを感じるのは確かです。
そして僕は、その悩みを解消してあげたくてブログの記事を書き始めたという経緯があります。
最初はお金の問題でした。お金を稼げない人たちにお金を稼ぐ方法を伝授するという目的で始めました。お金の問題さえ解決できれば人は幸せを感じるものだと信じていたのです。
でも、それは間違いでした。
お金は人を幸せにはしません。お金はあくまでも手段であり、それらを使う人たち次第なのです。
という事で、まぁ何が言いたいのかと言えば、高いお金を払っても肌綺麗にならない事もあるし、安いお金で買ったものでも肌綺麗になるよってことをあなたに知ってもらいたいという事です。
知は力なり。継続は力なり。
知識は力を持ち、継続は大きな力になります。
あなたは今、白茶を知り、白茶を続けられない理由もなくなりました。
という事で、もしあなたが他の高い美容グッズや健康グッズにお金を投資しようと考えているのであれば、一度でいいですから考え直して白茶を試してみてください。
ちょっとの投資なのに、肌に大きな反応が返ってきて、きっと素敵な未来が待っていますよ。
ではでは、美肌最強のお茶、白茶のお話でした。
野口明人
白茶のおまけ:六大茶類
さてさて、白茶について語りましたが、ここからは冒頭で話をした、緑茶、ウーロン茶、プーアル茶、紅茶もすべて同じ茶葉という話について語っていきましょう。
世界には大きくわけて5つのカテゴリーのお茶が存在します。それは緑茶、白茶、青茶、紅茶、黒茶という分類で、中国ではこれに黄茶が足されて六大茶類などと呼ばれたりします。
これらの原料の茶葉はすべてチャノキという樹木から摘採されたものです。そして葉を摘み取った後の加工の仕方や発酵の度合いによってジャンル分けがされているのです。
六大茶類:緑茶
まず一番発酵度が浅い緑茶(不発酵)。早春に摘まれます。
アジアで最もよく飲まれているお茶。茶葉は摘み取られた後すぐに加熱処理され、発酵酵素の働きを止めます。
今回は白茶の研究について取り上げましたが、実際に研究者たちが一番取りあげられる議題は緑茶です。なぜならみんなが飲んでいるから。
一日四杯の緑茶を飲むことで記憶力の改善や、心臓疾患や癌の予防に効果があるとされています。
まぁ、沢山の人たちが研究しているので、次から次へと健康の効果は出てきそうです。
六大基本茶類:白茶
今回の記事で取り上げたお茶です。緑茶の次に浅い発酵度(微発酵)ですが、熱を加えず、自然乾燥させたお茶です。
緑茶よりも抗酸化力が高いのが特徴。
福建省で多く作られますが、最近はインドなども作るようになりました。
六大茶類:黄茶
軽く発酵させたお茶で少し酸味があるのが特徴(弱後発酵)です。緑茶と同じく早春に摘まれる事が多いです。
緑茶も加熱しますが、あちらが高温に熱した釜に茶葉を投入するのに対して、こちらは低い温度から始め、徐々に温度を上げて、その後温度を下げていくという加熱処理を行います。
その後、悶黄と呼ばれる熟成工程をふみます。牛皮紙に包んだ茶葉を木箱に入れて寝かせるのです。これが他のお茶にはない製造工程ですね。
清朝皇帝が愛したお茶と言われていて、中国茶の中で一番希少価値が高く、100gで1万円を超えます。
ひえぇ…。
六大茶類:青茶
晩春から初夏、または初冬に摘み取られる事が多い青茶は半発酵茶で、実は発酵度数は10~80%と幅広いお茶です。
日本で一番よく知られている青茶はウーロン茶。
ただし、先ほど言ったように幅広いお茶なので、ウーロン茶と呼ばれるよりも安渓鉄観音や鳳凰単叢みたいに産地と銘柄で呼ばれることの方が一般的です。
日本でも鉄観音と名前がついているウーロン茶売ってますよね。あれは銘柄なんですね。
ちなみにご存じの通り、ウーロン茶は中性脂肪の燃焼を促す効果が期待されますが、それはポリフェノールを多く含むからだそうです。
六大茶類:紅茶
緑茶に続いて二番目に生産量が多い紅茶は初夏に摘まれることが多いです。発酵度80%~100%の完全発酵茶。
中国の
緑茶とは全くの逆の性質を持つお茶で、緑茶が持っている性質を紅茶も持っているけれど、その健康的効果は緑茶にほとんど負けているとかいう、味にステータスを全振りしたお茶。
健康のために飲むなら緑茶だけど、香りを楽しむなら紅茶と割り切っている所がありますね。
もちろん、紅茶にもカテキンが入っていたり、ポリフェノール、フラボノイドという成分は含まれています。でも本当に微小なので、味で選びましょう。
六大茶類:黒茶
最後は後発酵茶。酸化発酵を止めた後に微生物発酵をさせたお茶です。摘み取る時期は紅茶と同じ初夏。
日本で一番有名な黒茶はプーアル茶でしょうか。
長期保存が利くのが特徴で、年代物には価値があります。20年以上寝かしたものもあるので、チーズとかワインの感覚でしょうか。
他のお茶に比べてカフェインが少ないので、夜の食事にも好まれるお茶です。
一応、研究では善玉コレステロールを増加させるというのもあるけれど、真偽を定かにするためには研究が少ないです。
ちなみにプーアルというのは
という事で以上、六大茶類を紹介しました。
「あれ?ジャスミン茶とかってなんなんの?」
って思われるかもしれませんが、花茶というまた別の分類になってくるので、その話はまた機会があった時に。
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ