食パンとマーガリンと言えば、忙しい日本人には外せない朝食の一つなのではないでしょうか。
少し寝坊気味の朝でも、トースターに食パンをセットし、焼きあがる間に身支度を整え、焼きあがったパンにマーガリンを塗るだけで完成する朝食です。
そしてそれを口にくわえて家を飛び出す。いつも頑張っているあなたはきっと少しでも睡眠時間をとりたいでしょうから、食パンとマーガリンはそんなあなたの心強い味方なのです。
…でもね、本当ならばバター塗りたくないですか?バターとマーガリンは似て非なる別物。まず香りが違う!風味も違う!そして何より値段が違う!
物価高騰の時に一番影響を受けやすいのバターなどの日用品なのに、そもそもバターは高すぎる!!
そんな怒り心頭のあなたを救うのが今回の「食パンに最強のマーガリン」という記事なのです。
ついに見つけたんですよ。香りも風味もバター。そして値段だけがマーガリンという最強のマーガリンを。しかもバターよりも健康に悪くないマーガリンを。
ガガーリンは言った。「地球は青かった」と。
そしてマーガリンはこう言った。「自分は不味かった」と。
マーガリンがバターの下位互換なんて過去のお話。
もう今では「え?まだみんなバター食べてるの?こんなに美味しく健康的なマーガリンが開発されたっていうのに!?え?トランス脂肪酸とかまだ言ってるの?この事実を知らないなんて勿体ない人生送ってるね。ぷぷぷ」
ぐらいマーガリンが大見えを切って我々を笑っているのです。
ということで、もしあなたが食パンに最強のマーガリンを探しているのであれば、今すぐにこの続きをご覧ください。
…ただし!あなたが食パンに砂糖をかけて食べたり、ジャムを塗るのが好きだという砂糖不使用反対派の人間であれば読む必要はありません。どうぞこのままそっとページを閉じて砂糖で体を満たしてあげてください。
ここから先は、砂糖不使用。食パンにマーガリンを塗るだけで、美味しすぎる食べ方の話をしていきますので…。
食パンに最強のマーガリン!?砂糖不使用でも美味しい食べ方
食パンを食べるときにあなたはこんなことを考えたことはありませんか?
「食パンっていうけど、パンなんて全部『食べる』パンじゃん!」
と。
実は日本にパン文化が広がったのは、それほど古い話ではありません。
実際に入ってきたのは鉄砲伝来の時にポルトガルから伝わってきてはいたのですが、日本には鎖国時代もあり、長崎の出島でしかパン作りは行われませんでした。
そして江戸幕府が倒され、文明開化とともにパン文化も広がり始めます。
実は幕府はフランスの支援を受けてはいたのですが、幕府を倒した政府の味方をしていたのはイギリス。
イメージしてください。フランスパンって長細くて、イギリスパンって山型の食パンみたいな形してません?
んで、文明開化とともに美術品も沢山入ってきたんですが、それとともに西洋画の技術も伝わってきたんですね。
そして「消しパン」と呼ばれるパンを絵を描く道具として使う技術も同時に日本に入ってくるのです。
さらには大凶作が文明開化後に起きるのですが、米不足の代用品として選ばれたのが食パンなのです。
人々は最初に食パンをみてこう思いました。
「なんやこれ」
またある人はこう思いました。
「これ絵を描く道具やろ?」
なのでパンを布教したい人たちはあの山型のパンにこう名前を付けたのです。「主食パン」と。
それが縮まって「食パン」と呼ぶようになったとさ。おしまいおしまい。
(食パンと呼ぶようになった理由は諸説あります。今回のメインはこの話ではないので、へーぐらいに流してください)
…と、まぁ食パンの話をするとこんな疑問も出てきますよね?
「じゃあマーガリンっていつ入ってきたんじゃ?」と。
マーガリンはフランス人が生み出した「真珠」という意味の大発明!
日本で文明開化が行われていたころ、フランスのナポレオン三世はある募集をしていました。
「ぶっちゃけ、これから戦争とかで厳しくなるからバターって高すぎるんだよね。もっと安価な代用品ってないの?あったら軍用にも家庭用にも助かるんだけど…」
こんな募集がかけられたのは1869年の事です。1868年に明治維新が起きていますから、先ほど話した通り、幕府を応援していたのに倒幕を食らったフランスは焦っていたんですね。
そしてその発令を聞いたイポリット・メージュ=ムーリエというフランス人は、50年前に発見されたマルガリン酸に目を付けます。
ちなみにマルガリンというのはギリシャ語の真珠という意味からとられていて、真珠のように美しく輝くという特徴を表現したもののようです。
ムーリエさんはエスペラント語で「油」をあらわすオレオという言葉を足して「真珠の油」という意味の「オレオマーガリン」というものを生み出します。それは牛脂に牛乳などを加えて固めたものでした。
のちにマーガリンと短縮されて呼ばれるようになるのですが、この時に特許を取ったのはフランス人ではなくオランダ人。そしてそのオランダ人はマーガリン・ユニという会社を立ち上げ、のちのユニリーバになっていきます。
マーガリンの会社だった所が、ヴァセリンを作ったりしているのも興味深い所ですが…この話をし始めると収集付かなくなるので、とりあえずバターの安価な代用品として生み出されたのがマーガリンだということだけ頭に叩き込みましょう。
ただ、ここであなたは疑問に思うはずです。
「あれ?牛脂に牛乳入れたんだったら、動物性由来なんじゃない?」って。
マーガリンは第二次世界大戦で大きく変わる!
これまたフランスの科学者でポール・サバティエという人がいるのですが、この人は1912年にノーベル化学賞をとるのです。
それは何が評価されたかというと接触水素化という技術。まぁ、難しい事はさておき、水素ガスを使って常温で液体だった油を固体にすることが可能になったのですね。
物質は酸化することで痛んでいきますが、劣化しにくい特徴を与えることや、この温度で溶けて欲しい油みたいな特徴を付けることが可能になりました。
それによって、マーガリンは植物性由来の油で作ることが可能になったのです。
人々は喜びました。だって、動物性よりも植物性由来の方がコントロールしやすいし、何よりも健康によさそうに見えたからです。
実際、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国は牛脂が足りなくなるにつれ、合成マーガリンを大量に作り出すようになり、これらの合成マーガリンを人々はマーガリンと呼ぶようになりました。
しかし、接触水素化による合成マーガリンにはある落とし穴がありました。それがトランス脂肪酸です。
マーガリンがバターよりも健康に悪いという話まだ信じてる人いないよね?
接触水素化によって生み出された合成マーガリンにはトランス脂肪酸というものが含まれました。
それが近年では心臓疾患の一因であり、ネズミにマーガリンを見せても一向に食べない映像や、「マーガリンを食べることはプラスチックを丸呑みしているようなもの」みたいなネガティブキャンペーンがちらほら見えるようになったのです。
ただそれは近年までのお話。
最近では技術が進み、トランス脂肪酸を低減したマーガリンが生み出されるようになったのです。
先ほど言ったように接触水素化による水素添加がトランス脂肪酸の原因であって、それを使用していないマーガリンが作られるようになりました。
昔、ロッキーという映画を見ている時に「今の時代でこんなに生卵を丸呑みしたら健康にうるさい人が騒ぎ出すだろうなー」なんて所から書き始めた『卵は1日何個まで?』という記事があります。
人間は悪い情報だけ信じて、新しい情報を信じない所がある生き物なので、やっぱりちゃんと情報を取捨選択できるようになるのって大切ですね。
今じゃね、マーガリンのトランス脂肪酸含有量は、バターの半分以下の製品が多いんですよ。
しかも日本人が注意すべきなのはマーガリンからの摂取ではなく、お菓子とか油脂に含まれるトランス脂肪酸であって、そっちからのトランス脂肪酸接種がいかに大きいかを知っておくべきなのです。
まぁ、でも大豆や胡麻、米をよく食べる日本人はトランス脂肪酸の害を提言してくれるリノール酸の摂取量が多いため、ネガティブキャンペーン打ってた外国の人たちに比べると、そこまで過敏になる必要はないと思いますけどね。
ということで話が長くなりましたが、バター食うんだったらマーガリン食ってもいいんだぜ!というのがこれでよくわかってもらったと思います。
んでね、ここで暴露します。
僕はね30年来のマーガリンオタクなんですよ!!マーガリン大好き人間なのです!!
とにかくいろいろなマーガリンを食べてきました。マーガリンで哀しい思いも沢山経験しました…。
こんなマーガリンは買うな!マーガリン論争勃発
マーガリンのほんの一例をご紹介しましょう。
こちら。マーガリン界隈では有名な「帝国マーガリン」と…
スーパーでおなじみ、パンにはやっぱり「ネオソフト」です。
今、今違和感を感じたあなた。さすがマーガリンマニアですね。
そう。「ネオソフト」はマーガリンじゃありません。
裏面をご覧ください。
株式会社帝国ホテルキッチンさんが出している帝国マーガリンの名称が「マーガリン」に対して、雪印メグミルク株式会社が出しているネオソフトの名称は「ファットスプレッド」なのです。
これはまぁ、言ってみれば法律上の表記の違いでして、アイスクリームとラクトアイスみたいなもんですかね。油脂含有率が80%以上のものがマーガリン、80%未満がファットスプレッドと呼ばれます。
つまり、脂分が少なく水分量が多いのでカロリー控えめで、柔らかくて塗りやすいのがファットスプレッドなのです。
左が「帝国マーガリン」で右が「ネオソフト」です。色も若干違います。
食パンに塗った方が違いがわかりやすいかもしれませんね。
左が「帝国マーガリン」で右が「ネオソフト」です。マーガリンの方が黄色っぽいですね。
ちなみに価格帯もちょっと違います。「帝国マーガリン」の方が高いです。
ぶっちゃけね、あれなんですよ。名称「マーガリン」を名乗っているのって中途半端な気がしてしまいません?
「価格高いならバター買うだろう!」と。
「安くてカロリーも低いならファットスプレッドでいいじゃないか!」と。
…しかし、あなたは今こう思いましたね。
「味は?味はどうなの?」
と。
そう…。ぶっちゃけ、名称マーガリンの方がコクがあって美味しいんですよ。だから困っていたんです。どの辺で手を打つべきなのかと。
贅沢に振り切るならバター。ちょい贅沢ならマーガリン。妥協するならファットスプレッド。
僕はどうにも決められないままマーガリンやファットスプレッドを食べ続け、太っては痩せ太っては痩せを繰り返したのです。
しかし、そんな論争を終わらせる事実を僕は、知人から聞かされることになります。
それが今回ご紹介する最強のマーガリンの話だったのです!
世界が変わる最強のマーガリン!
知人と好きなパンの話をしていた時の事です。
「マーガリンのバター風味がおすすむ。世界変わるよ?じゅんわあーだよ?」
とマーガリンをおすすめしてきたのです!
「好きなパン」の話の最中に「マーガリン」を差し込んでくるんですから、もうマーガリンマニアの僕としては気になって仕方がありません。
しかもマーガリンのバター風味ですよ?マーガリンの良さを持ちながらバター目指しちゃうわけですから、究極への挑戦じゃないですか。
先ほどの「ファットスプレッドはコクが足りない」という欠点でさえもクリア出来ちゃいそうな案件じゃないですか!
僕はすぐさまスーパーへ走りました。
…が、マジで売ってない!スーパーマーケット巡りを5件したのに売ってない!
しかし、僕は諦めずに捜索を続けました。普段は、とある理由から絶対に入らないスーパーにまで足を踏み入れる決意をして。
そしてついに発見したのです。
「ネオソフト コクのあるバター風味」を!
大誤算!ネオソフト コクのあるバター風味!
↑こちらは僕がスーパーで買った時の「ネオソフト コクのあるバター風味」です。
先ほどのAmazonの商品画像と比較してください。
Amazonの方は「マーガリン」って書いてあるのに、スーパーで売っているのは「ファットスプレッド」なんですよ!(Amazonの画像は変更されるかもしれないので、この記事を書いている現在の話)
その答えは雪印メグミルクさんの公式ホームページにございました。
「ネオソフト」は時代の流れとともに、その時代にあった風味へと常に進化しています。発売から45年間で10回以上もの風味改良を行ってきております。また、「ネオソフト」は“パンのベストパートナー”であり続けるべく、パンとの相性にこだわり、試作・改良を重ね、いつの時代も『飽きのこないおいしさ』を実現しています。
引用:「よくあるご質問|ネオソフト|雪印メグミルクのマーガリン類」 https://www.neosoft-brand.com/faq/
だそうです。そもそもネオソフトも最初はマーガリンだったのがファットスプレッドに変わったんですね。
飽くなき探求心に敬礼!!
食パンの美味しい食べ方(砂糖不使用)
さてさて。ここからは単純に食パンの美味しい食べ方についてのお話。
「ネオソフト コクのあるバター風味」を手に入れたら箱から出しましょう。
こんな感じのケースに入っています。ちなみにこのケースは中身を太陽の光などから守る特殊なケースになっています。知らんかったー!
食パンの美味しい焼き方のポイント!
ここがポイント。食パンの美味しい焼き方はご存じですか?
食パンを焼くときに大切なのは「時間をかけずに表面をカリっとさせること」です。なぜならゆっくり焼くと食パンの中の水分まで飛んでしまって、表面も中身もカチカチになってしまうからです。
表面はカリっと中はモチっと実現するために、高温で素早く焼くことが推奨されます。
なので、トースターを使うときはあらかじめ充分に温めてから食パンを入れるようにしてみてくださいね。それだけで今までの食パンのトーストとは一味も二味も違うようになります!
基本は温めたトーストに入れて2分以内!
ちなみに、もし可能なら霧吹きで食パン全体に軽くシュシュっと麦茶で湿らせておくと、パンの中の水と反応することで、耳まで柔らかく美味しく焼きあがりますので、それもお試しくださいませ。
さらにこういう山型の食パンは山型の部分を手前にしてトースターに入れる事で、焼き方にムラなく綺麗に焼きあがる事も頭に入れておくといいと思います。
あとはお皿。写真では一見なんの変哲もない、しまむらでもらったお皿ですが、これパンを乗せる前に少しだけ熱湯を注いで温めてあります。
焼きあがった食パンとの温度差をなくしておくことで、結露した水分でサクっと焼いた表面がフニャフニャになってしまうことを防いでいます。
…ま、忙しいときにはそんなことしませんけどね。一応豆知識として。
食パンに切れ込みは必要なし!
それとこれ。昔、シューガーマーガリントーストにハマっていた時の写真なんです。右側のトーストをご覧ください。
食パンに包丁で斜めに切れ込みを入れておくことで焼いたときにオシャレになるって思っていたのに、言うほど開かないし、マーガリンも溶け込まないので、やらなくていいです。
つまりこの文章も書かなくていいです。駄文失礼。
…どうしても言っておきたくて。ネットで見るようなオシャレなトーストは幻想だぞと。
マーガリンのパッケージより少ない!?
さ、あとは「ネオソフト コクのあるバター風味」をたっぷり塗って食べるだけです。
…ってこの写真を知人に見せたら「マーガリン塗りすぎ!」って言われました。
マーガリンのパッケージに描かれている量ってこれより多いよね?
だからこれでも少なめに塗ったつもりだったんだけど、あなたはどう思いますか!?もっと塗る?それとも、もっともっと塗る?
これぞバター風味のマーガリン!
食べている途中でマーガリンが徐々に溶けだして、バターの香りが食パンをかじっている最中の鼻から脳に突き抜けます!!
じゅんわぁー、と口の中に広がるマーガリンと食パンの甘味!
食パンとマーガリンだけでこんなに美味しいのかと!世界が変わったぞと!
あ、ちなみに僕はトーストせずに生食パンにマーガリンを塗って食べるのも好きで、やってみましたがこれはこれで普通に美味しいです。
「ネオソフト コクのあるバター風味」は最強のマーガリンです。
ぜひ、この感動を次はあなたがお試しくださいませ。
食パンとマーガリンのまとめ
食パンをかじった女子高生が「ちこくちこく!」って言いながら走っていて、曲がり角でぶつかるシーンありますよね。
「食パンダッシュ」とか「トースト娘」とか「食パン少女」って言われているみたいなんですけど。
あれもね、実は最初は別々の組み合わせだったんですよ。
食パンかじって「ちこくちこく」と言いながら走るってのと、曲がり角でぶつかった相手と恋に落ちるってのは別々に描かれたシーンだった。
それが今ではなぜか両方のイメージはセットで考えられることが多いんですね。
何かと何かをセットで考えるってのは人間の面白い癖。
そこでです。
今回の「ネオソフト コクのあるバター風味」は一体何とのセットが良いのか。
僕は提唱します。
「ネオソフト コクのあるバター風味」と「Pascoの超熟山型」はセットであると。
「フジパン本仕込」とか「ヤマザキロイヤルブレッド」「ヤマザキダブルソフト」「ヤマザキ新食感宣言」「セブンイレブン金の食パン」などなど色々と食パンをこのマーガリンで食べてみましたが「Pasco超熟山型」が一番好きでした!
もちろん人それぞれ好みはあるでしょう。
しかし、それでもなお気が付けばセットになっていた食パン少女の曲がり角のように、「ネオソフト コクのあるバター風味」と「Pascoの超熟山型」は街角で出会い恋に落ちるでしょう。
それだけ相性が良いのです。
もう、あなたはこの組み合わせを試したくなってきたのではありませんか?塗りましょう、マーガリンを、その食パンに!
焼いて塗って一口かじれば、ほらすぐそこに新世界。
ではでは、長々と語ってしまいましたが『「ネオソフト コクのあるバター風味」のマーガリンと「Pascoの超熟山型」の食パン』を良かったら体験してくださいませ。
ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました!
野口明人
P.S.
食パン少女が塗っているものは絶対にマーガリンだ。なぜなら曲ーがりん角でぶつかるから…。
おまけ:お菓子作りにマーガリンはバターの代わりに使えるの?
どうも、あとちょっとだけ野口です。
本編では食パンとマーガリンの話をしましたが、ここではマーガリンとバターについてのお話を少しだけしましょう。
マーガリンがナポレオン三世の呼びかけで生み出されたバターの安価な代案というお話は本編でした通りですが、たとえば本当にバターの代わりになるのでしょうか?
バターって結構どの料理本にも登場するぐらいの定番の材料ですよね。
そして一番困るのが、お菓子作りです。なぜなら、バターの使用量が半端ないから!
バターは高級品ってイメージがあるのに、それをこれでもか!ってぐらい贅沢に使うレシピが多いのです。
実際に作ってみると、そりゃーこんだけバター使ってるから美味いに決まってるだろ!って怒りたくなるぐらいの使用量です。
でも、これがマーガリンで代用できるのであれば、だいぶコストカットになります。
ということで、代用可能なのか調べてみるとバターとマーガリンで一番大きな違いは柔らかくなる温度だそうです。
バターは15℃で柔らかくなりはじめ、30℃が融点です。
一方、マーガリンは10℃で柔らかくなりはじめ、30℃が融点です。
つまり、溶ける温度はほとんど変わりないし、何だったら冷蔵庫から出してすぐに柔らかくなるからマーガリンの方が使いやすい!
もちろん、バターのコクとかあるので味は少し変わってしまうかもしれませんが、お菓子作りにマーガリンを使うのは充分に可能です。
パンなどの中に入れ込むと柔らかいパンになる説までありました。
最近はスーパーでケーキ作り用マーガリンみたいなのも売っているので、バターとマーガリンは充分にお菓子作りの代用可能なのでしょうね。
あ、ちなみにマーガリンを人工バターなんていうことがありますが、バターだって人間が作ってるだろ!っていつも思っています。
ではでは、またどこかでお会いしましょう(´・ω・`)ノシ