あなたの生活のすぐ近くにある化合物DHMOの脅威をあなたは知っているでしょうか?あまり聞きなれないDHMOという化合物の真実を知らなければあなたはまた騙される…。
安倍晋三内閣になってからだいぶ経ちました。税金も上がり、憲法改正について騒がれている最近ですが、その前にDHMOについて今すぐ法律で規制しなければならないのでは?僕らはあまりに知らない事が多すぎる…。
あなたはDHMOを知らない間に吸引してしまっている
DHMOという化学物質をご存じでしょうか?DHMOとはDihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド)の略称で、水酸の一種であり、無色、無臭、無味の化学物質です。
DHMOの分子模型。引用:DHMO – Wikipedia
たとえば家で使われているガスなどはガス漏れなどの危険性をその独特なにおいから察知することが出来ますが、DHMOは色がなく、匂いも味もない。そのため、例え部屋中にDHMOが大量に蔓延してしまっても人間はほとんど認識することが出来ません。つまり、あなたは何十年も知らない間に水酸の一種であるDHMOを大量に吸い込んでしまっているかもしれないのです。
あの有名なWikipediaにはこんなにも詳しく書いてあるのに…
ある科学者が化合物DHMOについてこんな事実を発見しました。
「末期がん患者の悪性腫瘍から検出される」
なんと…。そしてさらに、
「吸引すると死亡する」
とまで言っている人もいます。実際、ちょっと古いデータですが警察庁のまとめによると2002年の時点でDHMOを吸引したことによる死亡者は951名いたと言われています。
その内訳ですが、高校卒業相当年齢以上65歳未満が557名で全体の57.0%。65歳以上の高齢者が284名で29.1%。以下、高校生相当年齢、未就学児童、小学生、中学生と続いています。しかし、65歳以上のDHMO吸引者の致死率は一番高く、7割近くが死亡しています。
さらにDHMOの性質について、Wikipediaにはこんな事が書かれています。あなたによく知ってもらいたいので、印象的な部分を引用しますと…
水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
重篤なやけどの原因となりうる。
地形の侵食を引き起こす。
多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。
原子力発電所で用いられている。
各種の残酷な動物実験に用いられる。
防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後も産物はDHMOによる汚染状態のままである。
各種のジャンクフードや、その他の食品に添加されている。
このような状況なのです。
実際死亡者が出ていながら、それでものうのうとDHMOを使っている人がまだまだ大勢いるのです。
その危険性はダイエット業界にも広がっている
誤った知識に基づくダイエットによって引き起こされるDHMO中毒というものが最近特に危ぶまれています。
デトックス(体の中の毒物を意図的に排出させる行動)の流行により、雑誌などに書かれている曖昧な情報に従って良く調べもせずに外国から手に入れたDHMOを飲んでしまう人が多発。
短時間のうちに大量のDHMOを吸引してしまうと体内で細胞が膨化し、低ナトリウム血症を引き起こすDHMO中毒に陥ります。実際、人間は血液中のナトリウムイオン濃度が100mEq/Lにまで下がると神経の伝達が阻害され呼吸困難などで死亡するにまで至ります。
そして人間が処理できるDHMOは1秒間で0.27mlしかないのです。もしあなたがダイエット雑誌に踊らされ、指示されるがままに高級なDHMOを購入し、喜びながら摂取するDHMOがこの数値を越えたら…。もしかしたら神経伝達も出来ぬ間に、知らぬ間に、死んでいる事さえ否定できません。
こんな危険なDHMOに対して国が何も対策していないわけではありません
国は宇宙に飛ばした人工衛星を利用してDHMOの潜む場所などの危険予測を行っています。実はこのデータについてはあなたが望み、ある程度PCに慣れた人であれば、インターネットなどで秘密裏に作られた専門サイトに行き、入手することは可能です。
しかし、そのデータの予測はある程度正確なものの、具体的な対策はいまだに無いのが現状です。
実際、このデータを提供している団体が開催する日々の健康に感謝する大事な催しの日が不測のDHMOの発生により数年にわたり延期されたほどです。そのデータを手に入れたところで不測のDHMOには何も対処できないのです。
そして日本国内だけではなく、海外などではあまりにも強力なDHMOの存在によりDHMOをめぐって争いに発展することもしばしばです。
ついに2003年にはアメリカ・カリフォルニア州アリソ・ビエホ市でDHMO規制の決議が出されるほどの話題にはなりましたが、その決議も見えない圧力により抹殺されました。
日本で、このDHMOの危険性が多くの人に認識される日はいつなんでしょう…。麻薬のほとんどはその昔合法でした。そしてその危険性から徐々に法律で規制されていったのです。DHMOだって今はまだ合法なだけなのかもしれませんね。
さて、あなたはこのDHMOをどう思いますか?法律で規制すべきではありませんか?
…答え合わせです。このDHMOについてあなたはどう思いましたか?アメリカで「この物質は法で規制すべきか」と50人に質問をすると、43人が賛成と答えたようです。6人が保留。そして残った一人だけがこう答えました。
「DHMOって水だろ?」
はい。
DHMOって日本語では一酸化二水素と呼ばれ、水と酸素の化合物で化学式ではH2Oです。わざとわかりにくく表記したものがDHMOです。
そして水にマイナスイメージを持ってもらうような事実だけど極端すぎる説明を述べて、あなたにに恐ろしい物質のように誤認させてきたのです。(DHMOに恐怖を感じなかったらそれはただ僕の文章力がない事を証明してしまった感じにはなるんですが笑)
これはWikipediaにも載っている有名なジョークです。
でも、これはそれほど笑える問題でもありません。
人間は情報発信者の意図によってどうとでも騙されてしまう事を示しています
そう。
ニュースとかブログとか新聞とか本とか色々な情報発信媒体が僕らの周りにはありふれてて、昔よりも簡単にそれらの情報にアクセス出来るようにはなりましたが、僕らはその情報が発信者の感情などが含まれている事実らしく見える情報だという事を理解した上で受け取らなければなりません。
テレビニュースなどで発信されている情報はあくまでもテレビ局が意図的に流している情報であり、事実ではないかもしれません。
原発問題にしろ、風評被害にしろ、情報を発信している側の人間がいくらでも僕らの行動を操作できてしまうのです。人間が抱くイメージと言うのは外の世界から得た情報を元に創りだした偶像です。
他者が創りだした偶像を僕らは神さまと呼び、日々拝んでいます。そこに他者の意図が存在していることを忘れて。
ニュースと言う情報を僕らは事実と呼び、何の抵抗もなく受け入れています。
でも、いったん発信者と同じ立ち位置に立って考えてみたらどうでしょうか。人々に神を信じさせるためには何をするか。誰かに自分が観た事聞いた事を伝えるとなるとそこに自分の感情は入り込んではいないか?
野球のニュースなどで考えてみれば明らかでしょう。誰かに野球の結果を話す時、自分の好きな球団を贔屓目に話すでしょう。ニュースを語る人も一緒なのです。どうしてもそこに感情が入り込み、事実には見えるけれど、実は事実そのものではないものを伝えます。
そのことを理解したうえで僕らはそういう情報に触れていかなければならないのです。
特にテレビに対する僕らの信頼度はハンパない。テレビで流されているのだから事実なのだろうと信じてしまう。メディアの影響力については、パンティー狩りというWikipediaの項目を読めば面白いです。一つの大学でパンティー狩りが発生したことをニュースで伝えると、それがたちまち全国に広まってしまったんですね。パンティー狩り(笑)
Wikipediaにはこんなのも載っているのか…っていう事沢山です。そのうち、このブログでWikipedia関連の記事のカテゴリーでも作るかな。
さて、とある本を読んで今日話したような事を思ったので、DHMOのジョークを用いてこの記事を書いてみました。
良かったら、↓の本を読んでみてくださいませ。結構考え方変わりますよ。