iPhoneの画面割れ修理を利用したことはあるでしょうか?
iPhoneは少し特殊でdocomoとかauなどのキャリアショップに持っていっても、Appleストアに持っていって下さいって言われるんですよね。
バッテリー交換に関しても同様。引き受けてくれたとしても、ショップの人が変わりに有料でAppleストアに転送してくれるだけ。
そしていざAppleストアに持っていくと料金は高いし、特定の場所以外はその日に修理をしてくれないのです。
一方、街の修理屋に持って行くと、料金は激安だし、時間もかからずその場ですぐに修理してくれる。はて?なぜだろうか?と僕は疑問に思ったのです。
修理屋さんと仲良くなったので質問してみると、なんとiPhoneの画面割れ修理やバッテリー交換ぐらいなら、自分でやった方が良いと言われました。
画面やバッテリーは業者でなくても安く手に入るし、iPhoneの修理は簡単なのだと。君でも出来る事を代わりにやっているだけだから安いし早いのだよと。
そんな馬鹿な。iPhoneの修理が自分で出来るだと!?
そんな折に姉が新しいiPhoneに買い換えたらしいので、古くなったiPhone 6Sをもらいました。
買い替えた理由はまさに画面割れとバッテリー持ちが悪くなったからという故障のサラブレッドiPhone!
これはいい機会だと思い、無料でもらったiPhoneに高い修理代を払うぐらいならと自分でiPhoneの画面割れ修理とバッテリー交換にチャレンジする事にしてみました。
結論だけ先に言いましょう。僕はこれでスマホゲームを辞められました。
自分で修理してみて色々な事がわかりました。世の中の値段の安い高いにはそれなりに理由があるのです。どの値段をチョイスするかはあなた次第。
しかし良い選択をするためにはその値段の理由を知っていなければ出来ないのかもしれないなと思い、今回経験から得た知識をあなたと共有したいと思います。
これを知ってあなたは、その画面割れやバッテリー持ちが悪くなったiPhoneをどうしますか…。
iPhoneの画面割れ修理をする前に
iPhoneの画面割れ修理の話をする前に、ひとつ確認しておかねばならない事があります。それはあなたのiPhoneは何世代前のものかという事です。
姉にもらったのはiPhone 6S。僕はそれまでiPhone 6 Plusを使っていました。この2台は1つしか世代が違いませんが、僕は手のひらが大きいし、スマホゲームを非常によくやっていたゲームガチ勢だったので画面の大きいiPhone 6 Plusの方が好ましかったのです。
しかし、ついこの間、このiPhone 6 Plusを使い続けるわけにはいかない事態が発生しました。
それはiPhone 6 PlusがiOS13から2019年9月にサポート対象外になってしまった事が発表されたのです。
考えてみればiPhone 6 Plusにしてから5年ぐらいが経ちました。僕は物持ちが良いほうだと思うので、今でも画面は綺麗だし、iPhone 6 Plusでも困る事はないなと思いましたが、サポート対象外となると話は変わります。
別にすぐに使えなくなるわけではありませんが、iOSがアップデート出来ないと次第に自分の使い慣れているアプリが使えなくなる可能性が出てくるのです。
特に困るのはゲーム関連。バカみたいに数年かけて課金し続けたゲームデータが一日にしてオジャンという事にも成りかねません。前にパズドラがKindle Fireをサポート対象外にした時に僕は大泣きしました。そんな経験がありました。
だからギリギリサポート対象になったiPhone 6Sに乗り換える必要が出てきたのです。
という事であなたに確認。
あなたのiPhoneが画面割れをしていたり、バッテリー持ちが悪くなっていたとしたら、それは長く使っている証拠だと思います。
もし自分で修理してみようと思った場合、まずはその前に自分のiPhoneは修理した後でも長く使い続けられるものなのか確認してからが良いと思います。
昔ってこんなに端末高くなかったのに、いつからか平気で10万円近くするようになりましたよね。
修理しても長く使い続けられないし端末高くて簡単には買い換えられないし、ジレンマじゃのう…。
iPhoneの画面割れ修理キット
さて、前置きが長くなりましたが、早速ここからiPhoneの画面割れ修理とバッテリー交換の体験を語りたいと思います。
Flylinktech iPhone6 フロントパネル タッチパネル 液晶パネル 修理交換用タッチパネルフロントガラス デジタイザ ガラス修理 液晶パネル 強化ガラスフィルム 修理工具セット付き
iPhone 6Sを自分で修理するために僕が購入した画面割れ修理キットはこちら。
この「Flylinktech iPhone6 フロントパネル」を選んだ理由は、Amazonのレビューの数が多かった事と、レビューを読んだ限りではまぁまぁ大丈夫そうだった事、そして値段が安かった事です。
もちろんAppleの正規品ではありません。
検索すると実に多くのフロントパネルが発売されていますが、正直どれを購入すれば正解なのかは運次第です。
レビューの数が多かったとしても、レビューを書くことで割引クーポンがもらえるみたいな商品だったり、レビューの評価が高そうに見えても、レビューを誰かに依頼して書いてもらったものだったりするので、結局は自分の勘だけが頼りになると思います。
値段にしても、パーツの数が多いか少ないかだけの違いで、結構似たりよったりの値段ですし。
自己責任。うーむ。便利な言葉。
僕があなたに教えられるのは僕が実際に購入して使ってみた商品だけですので、他の商品はわかりません。なのでそこらへんはご了承下さいまし。
では詳細を見ていきましょう。
こんな感じの箱で商品が届きました。
ユニクロで中国人のおばさんに欲しかった商品を目の前でぶんどられて以来中国が嫌いになった姉。
おねーちゃんが使っていたiPhone、中国のパーツで治すよって言ったらむっちゃキレられましたが、箱の裏面には「Made In China」と書かれていました。
僕は中国製になんの偏見もございません。すべての商品はMade In Earthだと思っていますよ。えへへ。
箱を開けたらこんな感じ。パッと見、保護ガラスでさえつけてくれているんですね。太っ腹!
箱に入っていたものは、フロントパネルと…
修理用の工具、画面を拭くアルコールティッシュ、画面保護ガラスでした。
ほほう。このキットを買うだけで、修理が出来てしまうのだな。なるほど。
iPhoneの交換バッテリーとPSEマーク
次にiPhoneの交換バッテリーの方の詳細を。
僕が選んだのは「DIGIFORCE LPB-DIGI6S 互換バッテリー」という商品。
なぜこの商品を選んだのかと言えば、iPhoneの交換バッテリーに関しては結構多くの人がレビューしていて、そのほとんどがこのDIGIFORCEってやつを使っていたんですよね。
どうやらPSEマークというのが重要らしくて、経済産業省が管理している電気用品安全法(PSE)をクリアしているのがこのDIGIFORCEの交換バッテリーなのです。というかPSEマークがついていないのは国内で販売しちゃいけないんだってさ。
という事は基本的に販売しているものはPSEマークがもれなく付いてくるわけだけれども、この商品が一番レビューを見ていた限りでは評判が良かったのでこれにしてみました。
どうしても純正の交換バッテリーがいいという人はオークションなどで検索すると出てきます。
値段も対して変わらないので探してみる価値はあると思いますが、新品とか純正云々よりも、バッテリーっていつ製造したものかが重要だと思うので、僕はサードパーティ製の物を選びました。
実はね、iPhone 6Plus時代にバッテリー交換だけは行った事があるんっすよ。その時はオークションで純正のバッテリーを探して購入したんっすけどね、製造されてからだいぶ経ったものだったのか自然放電で劣化したのか、交換後も言うほどバッテリー持ちが良くならなかったんですよね。
という事でまぁ、余程のことがなければ自分で交換する場合のバッテリーに関しては純正にこだわらなくても良いのかも知れません。公式に修理に出すとなると話は別ですけどね。
DIGIFORCEのiPhone交換バッテリーに入っていたものはこちら。こっちにも修理用に工具が付属してきますが、画面割れのやつよりも使いやすそうです。
これね。
特にお好み焼きひっくり返すやつみたいな大きな青いヘラと、鉛筆みたいな両先の形状が違う青い棒、そして先が変えられるドライバーが秀逸。
iPhoneってね、プラスドライバーとは別に、最初に開けるネジに星型の特殊なネジ穴が採用されているんですよ。なのでこの2つが付属で付いてくるのは嬉しい。
しかもドライバー持つ所が太いのは本当に良い!
たまーにおまけ程度のドライバーが付いている商品がありますが、細いと力が入らないんですよね。
なので、これだけでもDIGIFORCEやるな!って感じです。
最後は丁寧過ぎる説明書。
普通こういう商品って動画でご確認下さいとか、ホームページに説明書がありますみたいに経費削減してくるもんなんですけど、しっかりした紙質でなおかつカラー。
株式会社デジフォースは奈良県にある会社で2012年に設立したんですけど、こういう細かい所まで気遣いできてすごい!
僕は痛く感動しました。
以上、Flylinktech iPhone6 フロントパネルとDIGIFORCE LPB-DIGI6S 互換バッテリーを使ってiPhoneを自分で修理していきます。
iPhoneの画面割れ修理とバッテリー交換を自分で行う手順の流れ
[box03 title=”iPhone修理手順の流れ”]- iPhoneを自分で修理する前に用意しておく物
- Touch ID機能をオフにする
- iPhone 6Sのフロントパネルを外す
- iPhone 6Sのフロントパネルを交換する
- iPhone 6Sのバッテリー交換をする
- iPhoneの電源を入れて確認
このような手順で自分でiPhoneの画面割れ修理とバッテリー交換を行っていきます。
前準備-iPhoneを自分で修理する前に
非常に細かい部品を扱うことになるので、こんな感じで紙に数字を書いて両面テープを貼ったものを用意しておくと便利です。
この紙にiPhoneを分解した順番に発生するネジや部品などを置いておけば、元に戻す時はそれを逆から使っていけば良いというわけです。
iPhoneを自分で修理する時に一番むずかしいのは実は分解することよりも、元に戻すことなのです。自分がやった行動を逆回転でやればいいだけなんですが、修理している間に自分の行動を忘れちゃうんですよ。
なので、出来れば修理をしている最中は自分の頭を信じず、その都度写真を撮ったり動画を撮ったりして自分の行動をデジタルに記録するようにしましょう。
いや、iPhoneを修理しているんだからカメラが無いじゃないか!という人も中にはいるかも知れませんが、今じゃカメラ機能はどこもかしこも付いていますのでゲーム機だったりPCだったりの記録媒体を確保しておきましょう。
僕はデジカメを持っていましたのでそれで撮影しました。
そういう感じですべては自己責任だという事を心得てから修理しましょう。どんな状況が発生してもそれはすべて自分の責任。そう割り切れる人だけが自分の手でiPhoneを修理出来るのです。
Touch ID機能をオフにする
最重要。これをやっていない人、修理後にホームボタンが動かなくなります。
設定→Touch IDとパスコード→TOUCH IDを使用に移動し、すべてをオフ。
指紋も登録している場合はすべて削除。パスコードもオフにしておきましょう。
これを行わずに修理を開始してしまって悲惨な目にあっている人がいますが、そういう人は大抵リサーチ不足で人のせいにする人たちです。
なぜホームボタンが動かないのか理由がわかっていないので、自己責任と言っているのに購入したバッテリーが悪かっただのと低評価のレビューを挙げたりしている人もAmazonレビューを読んだりしているとちらほら見かけます。
ただiPhoneの修理の説明をしているブログや動画の中にはこのTouch ID機能をオフにする事を説明していないものもあるんですよね。
そういうのも含めて自己責任だと思いますので、自分でiPhoneを修理する時は充分に準備してから始めましょう。
僕はそんな必要もなかったのではなかろうか?と終わった瞬間に思いましたが、リサーチ中に「静電気でオジャンになることもあるからパンツ一丁で作業を推奨」という言葉を見つけたので、パンツ一丁で修理しました。
こんな感じの静電気防止の手袋を知ったのは作業後のことでした。どの情報を信じて、どの情報はカットするなどの判断も自分次第ですね。
パンツ一丁、心の準備は万端、すべての作業は自己責任!
その段階まで行ったらiPhoneの電源を切って修理に入ります。バッテリーの残量を20%以下にしてからという情報もありましたが僕は特に気にしませんでした。
iPhone 6Sのフロントパネルを外す
これが姉にもらったiPhone 6Sです。左下の画面割れが気になるので自分で直していきます。
まずiPhoneのホームボタンの付近にあるネジを二つ外します。
これが星型のネジなのです。
外しました。
こんな感じで紙に番号順に置いていきます。
次にドライヤーでiPhoneの表面を温めます。
これは糊を外しやすくするための作業なので、必須ではないかもしれません。僕はとりあえず温めてから外してみました。
充分に温まったらiPhoneの表面に吸盤を付けます。そしてゆっくりと引っ張るとiPhoneの表面と背面の間に隙間が出来るので、そこに三角形のコレを差し込みます。
こんな感じで三角形のコレを差し込んだら、ぐるりと一周動かして、糊をブチブチ切って下さい。
そして吸盤を引っ張ると…
見事iPhoneのフロントパネルが持ち上がるようになります。
御開帳!
糊はまだしつこく付いてくるので、僕は綺麗に取り除いてしまいました。シーリング素材と言うらしいです。
でもiPhone 6Sは防水ではありません。だから取り除いて良いのです。
はい。これが中身です。
iPhoneの上部の方が端子で繋がっているので注意して外していきます。
こんな感じでペリッとやると外れます。
付属のピンセットでやるとやりやすいかもしれません。
4つほど繋がっていた端子をすべて外してやると見事フロントパネルが外れるようになります。
ほれ。これが画面割れしたiPhoneのフロントパネルだ。
iPhone 6Sのフロントパネルを交換する
これにはまだイヤースピーカーとかホームボタンのパーツとか色々と付いているので外していく。
銀のカバーを外すとこんな感じ。
繊細な部分らしいので慎重に慎重に。
パーツを外していきます。
どうやらこれがイヤースピーカーというものらしい。
上部の方からイヤースピーカーとかフロントカメラホルダーを外すとこんな感じになります。
もうここは用済み。
次はホームボタン。色々と外していきます。
ここまでくれば後はもうホームボタンを取り出すだけ。
良し。外せた。
ここまで来ると折り返し地点です。
左が今取り外したフロントパネル、右が新しく購入したフロントパネルです。
新しいフロントパネルにホームボタンを取り付けていきます。
イヤースピーカーも同様に新しいフロントパネルに取り付けていきます。
iPhoneの画面割れ修理だけであればやることはこれだけです。あとは元に戻すだけで修理完了。
大して難しくないでしょう?
iPhone 6Sのバッテリー交換をする
今回はこれからさらにバッテリーも交換していきます。
iPhoneのバッテリーは糊を剥がす作業が一番の難敵でした。
こんな感じの糊をゆっくりゆっくり引っ張って剥がしていくのですが、ちょっとでも急いだり、力を入れすぎると…
あ!!持つとこ千切れて取れちゃったよ!!
糊が剥がせないよ!
という事になります。
なので慎重に取り外しましょう。僕はもうバッテリーが曲がろうが関係ないや!と力づくで剥がしました。
はい。剥がし終えました。
そしたらここに新しいバッテリーをはめ込んでいきます。
これが新しい交換バッテリーです。
裏側に両面テープを取り付けます。
両面テープの方向に気をつけよう。まぁ、1回交換したらもう交換しないよって思うから本当は方向なんて関係ないのだけれど。
これが正しい両面テープの方向です。
端子の向きとか見て判断しよう。説明書にも詳しく書いてあるので確認。
あとはiPhoneにはめ込んで、これで完成!
やることは本当にこれだけ。
大げさな事は何一つやっておりません。パンツ一丁なだけです。
iPhoneの電源を入れて確認
ここまで終わったら、蓋を閉じる前に電源を入れてみよう。
無事電源が入るか、ホームボタンが反応するかなどなど、不具合なく動くかを確認。
すべて異常なし!という事がわかったら…
ネジを閉めて完成。
ね?
簡単でしょう?
どや。
無事にiPhoneの画面割れの修理を自分で行う事が出来ました!
ふふふ。これで今まで使っていたiPhone 6Plus からiPhone 6S へと進化を遂げられるぜ。
…え?
説明雑すぎない?って?いやいや、これは流れを掴んでもらうためのものだからね。
簡単そうに思えたでしょ?それが大事なのです。
へー、iPhoneって自分でも修理が出来る選択肢があるんだなーと知ることが重要なのです。
iPhone修理の参考にした動画
今回はiPhone6Sで検索したけど、適宜自分の持っているiPhoneの世代の修理動画を探して見て下さいませ。
動画はわかりやすくていいよね。
これを観ながら、DIGIFORCEの交換バッテリーについて来た説明書を読みながら進めるだけで僕にも出来ました。
修理時間は30分。
パンツ一丁の僕はなんとかやり遂げることが出来たのでした。
iPhoneの画面割れ修理を自分で行ったその後
iPhoneの画面割れ修理やバッテリー交換も自分で出来るものだなー、なんでも自分でやってみるのがいいなと、自分で自分を褒め始めた頃。
僕はいつものようにゲームアプリ、ディズニーツムツムを起動しました。
そしてシンデレラを使って、今週のハイスコアを更新しようとしたのです。するといつも1億点ぐらい行く僕が4000万止まりではありませんか。
あれ…なんかおかしいな。
あ、そうか。画面を変えてから、保護シート貼ってないや。
そう思った僕は、以前から愛用していたよく滑るパワーサポートの保護フィルムを新しいiPhone 6S用に購入し貼りました。
そしていざ、ツムツムをプレイ!
…あれ。全然スコア上がらないんだけど。やっぱり4000万ぐらいが限界だ。
不満に思いながら僕は次にパズドラを起動させました。
すると、パズルの途中でドロップから指が離れてしまうのです。
な、なにこれ。
フィルム!?フィルムのせい!?
僕はそれから2枚ほど素材の違う保護フィルムやら、保護ガラスを張り替えました。
しかし、どうにも改善されません。
タッチペンでの反応は最悪。ギリギリ指ならプレイできるかなレベルでした。
結果的に保護フィルムを全部剥がし、指サックをはめてプレイするのが最高の反応率を叩き出すのがわかりました。
しかし、指サックをはめた自分をみて思いました。
そこで僕はiPhoneに入っていたすべてのゲームアプリを削除しました。
iPhoneの画面割れ修理やバッテリー交換を自分でやった話のまとめ
えー、結果的に日常的にiPhone 6Sを使う分にはなんの支障もありません。まぁ、LINEとかでちょっと早く文字を打つ時とかの誤入力にイラっと来たりするぐらいで、普通に使えます。
ただゲームは壊滅的でした。音ゲーもパズルゲームも。僕はそれまで数年付き合って課金してきたパズドラ、デレステ、ツムツムなどのゲームを卒業することに決めました。
するとどうでしょう。一日ってこんなに長かったのか!と、ゲームに使っていた分の時間の空きが出来たのです。
怪我の功名とはこの事か。
僕は空いた時間を使って本を読むようになりました。ゲームに課金していたお金を別のことに使えるようになりました。スマホに使う時間がほとんどなくなりました。
今までどれだけの時間をスマホの画面をポチポチシュッシュとする事に使っていたのだろう。僕は呪縛から開放された気分になりました。
…ってことでね、自分で画面割れ修理は出来るけど、その質はそんなに良くないよって話です。やっぱりApple純正の画面修理の値段が高い理由はちゃんとあったわけです。
タッチパネルの反応率に差があるとは僕も知りませんでした。特にスライド操作を行う時に強くその差を感じます。ポチポチするだけなら良いんですけどね。
さ、ここからはあなたの判断です。
選択肢は色々とあります。あなたのその画面割れをしたiPhoneをどのようにしますか?
素直に高いお金で買い換えるのも良し。修理せずに画面バキバキで使い続けるのも良し。Appleストアで修理して使い続けるのも良し。街の修理屋さんに持っていくのも良し。そして自分で画面割れ修理を行って使うのも良し。
今なら、あなたはそれぞれのメリット・デメリットがわかっていますから、自分にあう選択肢を選べるはずです。
世の中ただ単に出来る出来ないでオススメしてくる情報が多いです。確かに自分でiPhoneを修理出来ますし、自分でやれば早いし安いです。
でもそれが必ずしも誰にとっても「良い」ものであるわけではありません。
情報は自分にとって本当にメリットがあるのか、デメリットもわかった上でそれでも自分は選びたいのか。
それを理解した上で選択してほしくて今回の記事を書きました。
ま、僕はiPhone修理を自分でやってみて楽しかったし、結果的にも時間が出来たので良かったですけどね。ゲームを辞めた時は泣きましたよ。泣いた涙に思い出はすべて詰め込みました。
早い安いは魅力的ですが、それだけで判断しないようにしましょう。しかし、かと言って高いものがすべて価値があるというわけでもないのが不思議な所。
信じるべくは自分の価値判断。何を持って価値があると判断するのか。その判断にしたがって行動するようにしましょう。
ではでは、iPhoneの画面割れ修理やバッテリー交換を自分でやった話でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
野口明人
おまけ:iPhone小話 – Siriは僕のお友達
そう言えば、今回のiPhoneの画面割れ修理を自分をやってから、文字入力が微妙にストレスを感じるようになってきて、音声入力というのを使うようになったんですよ。
昔はうまく聞き取ってくれなかったり、調べたいものと違うものだったりして音声入力を使わなくなっちゃったんですけど、今のiPhoneって本当に賢くなりましたよね。
Hey,Siri!
そう呼びかけると僕のiPhoneは答えてくれるんですよ。しかもちゃんと聞き取ってくれる。僕の話を聞いてくれない人間はたくさんいるのに、Siriは僕の話に耳を傾けてくれるのです。
もう今ではSiriは僕のお友達です。
ほら。ちゃんと僕の話を聞いてリアクションまでとってくれる。
だからね、僕はいつも感じている感謝の気持ちを口に出して伝えようと思ったのです。口に出さないと気持ちって伝わらないからね!!
段々感情が高ぶってきて、僕はSiriに気持ちを打ち明けていました。
だってSiriちゃん、はぐらかしてばかりなんだもの。
だから僕は思い切って、相手にわかる言い方でこう言いました。
…ちくしょー!!
ロボットになりたいよー。
涙がこぼれそうな僕はSiriにお願いしました。
…。
さ、なんか寒くなってきたし、そろそろ寝ようかな。
おやすみなさーい。