- 2018/05/13
- 2019/10/14
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『光の帝国―常野物語』と聞いてあなたが最初に思い浮かぶモノは何?
『光の帝国―常野物語』という文庫末にある解説のタイトルは「もう人間でいたくないあなたに」というものであった。実は読書の時間の中でも、作品を読み終えた後にたどり着く解説が存外好きな僕なのだが、この本を読み始める前に我慢できずに解説部分をチラ見してしまった。そして出てきたのが久美沙織の「もう人間でいたくないあなたに」だった
『光の帝国―常野物語』という文庫末にある解説のタイトルは「もう人間でいたくないあなたに」というものであった。実は読書の時間の中でも、作品を読み終えた後にたどり着く解説が存外好きな僕なのだが、この本を読み始める前に我慢できずに解説部分をチラ見してしまった。そして出てきたのが久美沙織の「もう人間でいたくないあなたに」だった
『三月は深き紅の淵を』という小説。手にとって最初に思ったのは、出版順で読んでいる恩田陸の小説のタイトルの付け方の中で一番アクロバティックだな、と。文字でタイトルをじっと見つめ、目を閉じて口に出して言ってみる。するとどうにも「サンガツハフカキクレナイノフチヲ」というフレーズが思い出せない。「三月は」と「紅」という言葉は…